'25年2月22日 君と見た虹
わけあって引き取ったのは13歳の老犬。
今まで生き物を飼ったこともなく、どちらかと言うと苦手だったの。
引き取り手がないかと探したけど見つからず、覚悟を決めて初めての飼い主生活。
散歩が大好きで知らない町に来たのに臆することなく、どこまでも突き進んでた。
私も散歩の仕方がわからないから好きなだけ歩かせて、こっちが疲れたら帰るという感じ。
それが良かったのかすぐに懐いてくれて、家に帰ると玄関でお出迎え、キッチンで用事をしているといつも足元に座ってくれたのが可愛かったな。
いつも元気だったけどやはり歳には勝てず、17歳の誕生日前に旅立ってしまったの。
あの子に出会ったおかげで私の価値観は180度変わり、今ではどんな生き物にも愛情が湧くようになったんだよね。
いつか君と見た虹のたもとで君に会えるのを楽しみにしているよ。
'25年2月21日 夜空を駆ける
ディズニー映画で一番好きなのはアラジン。
そう、魔法の絨毯に乗って夜空を駆けるシーンはその音楽と相まってとてもロマンチックだよね。
アラジンとジャスミンの恋愛もいいけれど、やっぱりアラジンとジーニーの友情が素敵。
それぞれがお互いを思いやり信じる心も感動的。
そして空を飛んでみたいという私のひそかな想いも、空飛ぶ絨毯で満たされてお気に入りの映画の一つです。
'25年2月20日 ひそかな想い
憶
え
て
る
い
つ
も
の
鞄
ア
イ
コ
ン
に
忘
れ
た
は
ず
の
ひ
そ
か
な
想
い
'25年2月19日 あなたは誰
職場の先輩とは親子ほどの歳の差があったけど、
不思議とお互い気を使い過ぎず、二人で旅行に行くほど仲良くなれたの。
しばらくして会社を退職されてからもたまに会ってたんだけど、だんだん体調が悪くなり施設に入ることに。
月に一度は会いに行って会社の話をして。
それがだんだん話が噛み合わなくなってきたのが切なかった。
「あなたは誰?」
なんて言われたらどうしよう。
でも、どんな人にも優しい先輩のことだから、そんなこと言わないでいてくれたんだろうな。
帰り際はいつものように「ありがとう」。
'25年2月18日 手紙の行方
ラブレターを書かなくてよかった。
若い頃の自分を褒めてあげたい。
手紙をもらったら最後まで自分の手元に置いておくのは難しい気がするの。
引っ越したり環境が変わったりして、大事にしていたつもりでも手紙の行方がわからなくなることがあるよね。
失くなって、もう二度と出てこないのは仕方ないとして、もらった本人以外の人が見つけて読まれてしまうと、どうだろう。
もしそれがラブレターだったら。
送った方はちょっと恥ずかしいかも。
そう思うとラブレターを出さなかった自分の選択は間違いなかったね。
まぁ、出す相手が居なかっただけなんだけどね。