心に浮かぶよしなしごとを
そこはかとなくかくつくして、
名作としてずっと読み継がれるものは
徒然草くらいなもので、
なんとなくでかきはじめたものは
大概が、とりとめもない話として
オチすらも思いつかず浮遊し続ける
でもこの書く習慣では
それもたぶん許される
と、信じてる
(すみません、オチないです)
§とりとめもない話
何かを失敗してしまった時、
思いがけない不運だった時、
その見舞われた時に一緒にいる人が
負の連鎖を起こす人だと辛い
せっかく、呉越同舟の人が2人以上いるなら、
正の連鎖、好循環でありたい。
「ごめんね」があったとしても
「一緒にいてくれたのがあなたで良かったありがとう」になりたい。
ごめんとありがとうはセットで。
ありがとう、ごめんね
私がチケットを取った
新幹線が豪雨で4時間止まったけど
一緒にいてくれたのが
あなたで、良かった
イライラするよりワクワクでいられたよ
ありがとう
眠れないほど恥ずかしい失敗を思い出したり
眠れないほどその一言が許せなかったり
誰しも経験はあると思うんだけど
それって
たった一回起こった事を何百回も脳内再生して
思い出したくもない思い出を擦ってるんだよね
どうせなら
眠れないほど楽しい
遠足の前日のワクワクを
擦り切れるほど開く思い出のページに
差し込んでおきたいものだ
空前の結婚式ラッシュが訪れた
コロナ禍で式を控えていたカップルが、ここぞと式をあげに来たのだ。
お陰様で人手が足らず、
系列会社の葬祭セレモニー部門からきた新人の研修をまかされた。
「こういう派手なものは、やらない方も増えたけど、まあ、定番だから」とキャンドルサービスの手順を説明する
「えーっと」
メモを取りながら新人が繰り返す
「こちらのキャンドルサービスは、新郎新婦お2人の最初で最後の共同作業になります」
「……最後はダメだろ」
「あ、すみません、葬祭部門では最後連発してたので癖で」
「忌み言葉は絶対言わないように、あと、葬祭部門だったも禁止だ」
「はい!墓場まで持っていきます!」
なに上手いこと言ったみたいなドヤ顔してんだよ。
「“墓場”もダメだからな?」
スリル
初めて見たお題なのに今日は時間が無いぞ……キープ