暖かくて、大きい手。
初めて手を繋いだ時、君の手のひらは汗で
ベチョベチョで笑いあったよね。
病気で痩せ細った身体はあの頃とは違く見えたよ
でも、手の暖かさは同じだね。
ああ、忘れたくないな

どこ？
眩しさにやられて目を閉じる。
暗いな。
でも安心する。
本当はここが私の世界なのかもしれない。
目を開けるとまた元の世界。
はあー、
どこにいるのだろう
本当の自分は
なゆりん

大好き

大好きと言われた夏の終わり、大好きと言われた幼い時の卒業式、とても綺麗な時期だった。
忘れたくない。
嬉しい言葉を投げかけられてもいつか忘れてしまう。
いっその事忘れられないように酷い言葉を投げかけてもいい。
君が私を大好きでいてくれるのであれば。
なゆりん