[今を生きる]
たとえ今の状況がピンチでも、
たとえ余命宣告されて少ししか生きられなくても
未来のことが予想出来ないこの世の中でも
今を生きる事が私達にできる唯一の行動じゃないのか?
[飛べ]
鳥は空を飛ぶ翼を持っている。
しかし、飛べない鳥もいる。
鶏舎にいる1羽の鶏が空に飛びたいと言うか夢がある。
その鶏は飛ぶ努力をする。
自分の翼を羽ばたかせたり、
ジャンプしてみたり、
だけど、一向に飛べないまま。
そんな様子を見ていた鶏舎の鶏逹もその鶏の夢を叶える手伝いをした。
鶏を飼育している人も手伝った。
鶏は皆の支えを受け取り、飛ぼうとする。
なんと、飛べた。
飛べない鳥よ、飛べ。
[揺れる木陰]
今日は日差しが強い。
近くの木の下へ涼みに行った。
少しはましになった。
その時、ちょうど良く風が吹く。
下に揺れる木陰を見て、涼しむことができた。
[真昼の夢]
...暑い。
暑さでアイスのように溶けるような真昼の暑さ。
暑さで視界が溶ける...
気づいたとき、目の前には小さな私が居る。
何故子供のころの私が...?
小さな私は不思議そうにこちらを見ている。
...と思ったが、机に掛かっている私の鞄の方を見ている。
どうやら、鞄のキーホルダーが欲しいらしい。
私はあげることにした。
あげたキーホルダーは私が小さい時に惹かれた物だった。
...?そう言えばいつから、私はあのキーホルダーを持ってたのだろうか。
その時、視界が溶けるようになる。
気付けば、夕方になっていた。
どうやら、私は教室で寝てしまっていたようだ。
机に掛かっている私の鞄に付いてるキーホルダーが小さな音をたてる。
なんとも不思議な真昼の夢。
[二人だけの]
今日は流れ星が流れる。
友達が『願い事をしようよ。』と言った。
願い事は特に無かったが、とあることを願った。
友達:何願ったの?
私は、
''大きくなっても、仲が良くありますように''
と願ったことを言った。
そしたら、友達も同じこと願ってた。
二人だけの願い。