コトコト

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10/3/2024, 2:25:33 PM

ある人が都会の道端でケチャップとマスタードの
「パキッテ」を落とした。
正式名称は私も先ほど調べて知ったけれど、
小学校の給食で出てくるような、
片手で「プチッ」と二つ折りにしたら
にゅるにゅると細長くソースが出てくるやつ。

きっとその人は、仕事帰りにお腹が空きすぎて、
コンビニでアメリカンドッグを買い、
歩きながら、慌てて袋から取り出したもんだから、
思いがけず落としてしまった、
といったところだろう。


今夜、私は、昔同じチームで働いていた先輩方と
楽しい食事ができて、都会のOL気分で浮かれていた。
キラキラと輝く高層ビル群を見上げながら駅に向かっていたら、何かを「プチッ」と足で踏んづけた。
見事に真っ白の靴とズボンがケチャップとマスタードまみれになった。

落とし主に巡り会えたら言いたい。

『お願いですから、ゴミ一つ落ちてない綺麗な道に、ケチャップとマスタード落とさないでください。』


♯巡り会えたら

10/3/2024, 4:04:52 AM

奇跡をもう一度って難しいお題。

今まで生きてきた中で、「奇跡だな」って思うことはあまりなかった気がする。
時々、いいなとか、すごいねって言ってもらうことはあっても、全ては自分自身が下してきた決断と努力の積み重ねによって得たものだと思っている。
だから奇跡というよりは必然に近いし、もう一度ということも無い。

強いて言うなら、私にとっての奇跡は、
大好きな家族に出会えたことだろう。
生まれる時の家族は選べないから。


♯奇跡をもう一度

10/1/2024, 2:22:42 PM

黄昏時にはエドワードを思い出す。
エドワードは、私の愛読書『Twilight』に出てくる
登場人物の中で一番お気に入りのキャラクター。

『Twilight』は、中学生、高校生の時に夢中になっていたシリーズの本で、何回も繰り返し読んでいた。
家の近くに図書館があったので本は買わない主義だったが、この本だけは大切に持っておきたくて全巻お小遣いで買い揃えた。
社会人になってからはめっきり読まなくなっていたけれど、最近は入院するたびに現実逃避になるので読んでいる。

どの巻の話も好きだけれど、やはり私は最初の1巻が大好き。
主人公ベラとエドワードが出会い、惹かれあっていくのだが、初めて読んでから10年以上経った今でも、エドワードがとにかく格好良すぎて読むたびにドキドキする。
出てくるセリフもシーンもほぼ頭の中に入っている。


ところで、なぜ黄昏時はエドワードかと言うと、本のタイトルはもちろん、彼はたそがれの時間が1日の中で一番大好きなんだって。
なぜなら、吸血鬼のエドワードは昼間は太陽光に当たるとダイヤモンドのように光り輝いて正体を隠せなくなってしまうので、自分らしく生きられる夜との境目の時間としてほっとするらしい。

好きな人が好きなものは、自分も好きになる。
それは相手が誰でも、例え小説の中に出てくる人であっても、同じみたい。


♯たそがれ

9/30/2024, 12:45:25 PM


「きっと明日もいい日になる!」と

 ワクワクしながら、ドキドキしながら、
 毎日幸せな眠りにつけますように。


 ♯きっと明日も

9/29/2024, 12:25:37 PM

夜中に、はっと目が覚める。

隣にはあなたが静かに眠っている。
目が覚めた理由は、壁の向こうにいるお隣さんの赤ちゃんが泣いているから。

私のお腹に来てくれた4人の赤ちゃんたちはみんな死んでしまった。
心臓もピコピコ動いていたのに。
小さな小さな人間の形をしていたのに。
確かにあの子たちは生きていたのに。
なぜ私たちの赤ちゃんは生きて、産まれてきてくれないの。


でも、私たちは待ってるから。
ずっと、ずっと。
また、私のお腹に帰ってきてくれて、いつの日か
この手で抱きしめられる日を待ってるからね。

静寂に包まれた部屋で、
今夜も私は、静かに枕を濡らす。


♯静寂に包まれた部屋

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