『きっと明日も』
「バイバイ、またね!」
と言って、今日も来る別れの時間。
学生の頃は、当たり前のように次の日も会えた。
学校に行けば、好きな人にも友達にも会えた。
社会人になって仕事をすると、そうもいかなくて会えない日々。
LINEで予定を送り合って、都合が合う日を相談。
やっと決まったと思ったら、家族の予定が入ってたり、大事な用事があったりして、また合わないねって落ち込む日。
職場の仲が良い同期との帰り際
『また明日ね!』
と交わす。
いつの間にか、休みが合えば休日を一緒に過ごすようになった。
仕事のことや恋愛のこと、話したいことがたくさんある。
話しても話し足りないし、何時間だって一緒にいたい。
きっと明日もこんな風に一緒にいるんだろうな。
『君からのLINE』
おはよう。
と何気ない挨拶から始まる。
おやすみ。
と言って1日のやりとりが終わる。
時々、すれ違いもするし、ぶつかり合うこともあるけど
君からのLINEは、私にとって魔法。
頑張れって言われたら、やる気が出る。
お疲れ様って言われたら、疲れが一気に吹き飛ぶ。
大好きって言われたら、会って大好きって言ってハグしたくなる。
#カレンダー
今度はいつ君と会えるかな。
そんなことを思いながらまた1枚捲るんだ。
君からLINEが来て、手帳に書き込む。
予定が決まったら、その日からカレンダーを捲るのが楽しくなった。
早く次を捲りたいな。早く会いたい。
『胸の鼓動』
あなたに一目会っただけなのに、言葉とか交わしてないのに
一緒にいる時は当たり前のように名前で呼び合う。
まだまだぎこちない呼び方だけど
胸の鼓動を早めるには十分すぎるくらい。
慣れないことばかりで、キスもぎこちないけど
あなたと一緒にいる時間の胸の鼓動は早くて、幸せな音。
この音が止みませんように。
『きらめき』
小さな頃から夢があった。
学生時代その夢を叶えるために毎日書いてた。
中学3年生の時、初めてキツい評価をもらった。
今まで言われたことなかったからとてもショックだった。
でも、それでわかった気がする。
私の小説に何が足りなかったのか。
どうしてコンクールに応募しても落選が続くのか。
この人のアドバイスを真摯に受け止めて書き直せば、私の小説は変われるような気がした。
それから、何度も何度も書き直して、やっと納得できる作品を書き上げることができた。
大人になった今思えば
アドバイスを聞いて何度も何度も書き直して納得できる作品を書き上げようと奮闘した日々
とてもきめらめいていたわ。
努力を認めてもらった『努力賞』
仲間たちと一緒に掴み取った大事な賞。
私にとっても自信に繋がる大事な賞だった。
あの日、諦めなくてよかった。
書き続けてよかった。
あの経験があったから、私は今こうして夢を叶えられてる。
あの頃に負けないくらい、今の私の方がきらめいてるといいな。