「もしも未来を見れるなら」
消えたい僕と、死にたいなんて言う君。
10年後はもうダメなのかな。
初詣。手を合わせる。
七夕。願いを考えてみる。
君の誕生日。幸せを感じる。
冬になる。寒い。太った。肉が美味い。
今日はもうだめ。
耐え忍ぶ。
まだ、君 といられますように。
「不条理」
僕は才能がない。
いや、まだ気づいてないだけかも。
今のところは、すごく、劣っていることを知っている。
頑張れば確かに上達するけど、どう考えても地力が違う。向いてないの。
ねぇなんで?
こんなに頑張ったじゃん。
努力が足りない?努力の方法や方向が違う?
本当に、なんで生きてんだろって思っちゃう。
ただ悲しい。
「泣かないよ」
だいすきだよ
ニシシって照れながら、とても嬉しそうに笑うところ。
何でもカッコよくできちゃうとこ。
かなりずぼらで面倒くさがりなところ。
本当は泣き虫なところ。
人の何倍も努力して努力して今の君がいること。
いつも僕を守ってくれてありがとう。
助けてくれてありがとう。
この感情は何だろうか。
もう泣かないから。
「怖がり」
喉の奥から何かが込み上げる。
息が詰まる。
目元が熱くなって涙が溢れて。
止められないんだ。
怖くて、そんな自分が情けなくて。
「愛と平和」
僕は鳩である。
平和や愛の象徴だと、勝手に決められた鳩である。
僕は馬鹿だけど、ちょっと誇らしい。
ちなみに、なぜ平和の象徴なのか知ってる?
くく。君は知らないのか。
僕のむかーーしの先祖がね、神様の怒りによって起こされた洪水が引くのを人間に伝えたんだ。
オリーブの小枝を銜えて、もう世界は平和だよって。
ノアって人間がちゃんと広めてくれたはず。
それと。
なんで鳩は九に鳥って書くか君は知ってる?
僕は知らない。馬鹿だから。
なんだかカラスが「自分の声も知らないのか」
なんて、ガァガァ騒がしいな。
僕は同類だと思うけど。