もんぷ

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4/22/2025, 9:32:25 AM

ささやき

 小さくささやいたその二文字を聞こえないふりして、なんて?と聞き返してたあの頃が一番楽しかった。

4/21/2025, 9:57:27 AM

星明かり

 星明かりだって綺麗に見えない月曜日。毎日しんどいけどなんだかんだ楽しいし、とくに憂鬱という事柄もないけれどため息が口をついて出た。同じような日々の繰り返しで私は何のために生きてるのか、なんて柄にもなく哲学的なことを考えてしまう。SNSをただの義務のようにぼんやりと眺めておすすめの欄にもふわふわした頭で目を通す。一瞬のことだった。忙しなく動かす手を止め、ふいにその人物に釘付けになる。コメントを見たり、その人のプロフィール欄に飛んでみたり、よくわからないから検索してみたり。その日からその人中心の生活が始まった。まだ好きとかではないと変に強がってみても頭の中はその人のことでいっぱいだ。そう。推しとは暗闇の中にふと気づいた、月にも見紛う煌々とした星明かりなのである。

4/21/2025, 9:45:34 AM

影絵

 影絵

4/19/2025, 11:36:55 AM

物語の始まり

 きっとその物語の始まりはあまりにも普通で、わかりやすくオープニングソングを流したり主要人物の名前の紹介なんていう親切なものはなくて、淡々と始まっていて、始まったことに気づいたと思ったらすでにCMに入っているような焦ったい作品。そんな物語を終わらせたくなくて何度も繰り返して見ていたくてずるずると先に進めないようなもの。先に進んでしまったら彼がいないことに気づいてしまうから。未来なんて見たくなくて、楽しかった過去を懐古していればいつまでもそれだけで楽しめるから。怖くて怖くて先に進めない。いつかは先に進もうと思う日が来るまで再生ボタンは触らない。

4/18/2025, 9:49:38 AM

静かな情熱

 これだけは誰にも負けない。でもそれを声を大にして言う気はさらさらない。この静かな情熱は自分の中にあるだけで良い。静かだからって存在していない訳ではないから。いつも静かに私の心の大部分を占めていてひっそりと燃えているだけで良い。火事だと大事になってその火が燃やされないようにひっそりと。そしたらいつか取り返しのつかないくらい大きな輪に広がって私の心をそれだけで燃やし尽くす。それをずっと待ち望んでいる。

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