あんみ

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10/24/2022, 12:36:53 AM

いつか、モンゴルの大草原に立ってみたい。

どこまでも続く青い空と、緑の平原の境目。
地平線、と言うものをこの目で見てみたいのだ。

できればあの空よりも濃い青の民族衣装を身につけて、ただただ広がる緑の絨毯の上を駆けたい。

血液型占いを信じてる私は、75%がB型だというモンゴルの遊牧民が自分のルーツだと思っている。
だからこんなにも自由が愛しい。
遠い地が恋しい。
定住が恐ろしいのに、誰かと生きたい。

そんな想いを抱えながらモンゴルへ続いてく青空を見つめ、
買ったばかりの真っ青なカーディガンの袖に腕を通した。

10/21/2022, 4:19:35 AM

始まりはいつも良いのだ。
新しいことは楽しい。

たくさんの素敵な始まりを経験したあたしは、
何一つ続けることができず、
好きなものも身についたことも何もない。

例外は
あなたとの結婚生活だけ。

本当に、奇跡的だわ。

10/16/2022, 11:58:34 PM

私の心を落ち着ける言葉がある。
おまじないのようなもの。

心が泡立って、イラついて、
あるいは悲しくて、胸に穴が空いて、
気を抜くと叫んでしまいそうな時。
涙が噴き出しそうな時。

心の中でこの歌をなぞる。


久方の光のどけき春の日に
しづ心なく花の散るらむ


するといつだって、
不思議に心が解けて、少しだけ楽になる。
平らかになる。

1000年の時をこえ、
私に届く。
平安のやわらかな光。

10/16/2022, 4:56:16 AM

鋭い眼差しなんて、要らない。
ただただ暖かい目で見ててほしい。

お願い、
パパ。

お願い、
ママ。

ずっとそう思ってきたあたしの眼差しは、こんなにも鋭くなってしまった。

優しい眼差しを
誰か教えて。

10/13/2022, 3:12:28 AM

小学生の頃。
放課後の挨拶は「今日あそべる?」だった。

時は昭和の終わりぎわ。
塾や習い事で忙しい子は、まだ少数派で。
多数派の私は、同じく多数派の子に声をかける。
あるいは声をかけられる。

「今日あそべる?」

公園で、友だちの家で、校庭開放で、児童館で。

何に打ち込むでもなく、ただ遊ぶ。

「じゃあ、また明日!」も、あくまで軽く。

あそべる?に始まり、また明日!に終わる。

放課後。
この軽やかな時間は、永遠に続く気がしてた。

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