意味がないことは
きっと
なんだろな
そうだな
わたしにとって意味があることは
きっと誰かにとっては意味がなくて
誰かにとって意味のあることは
わたしにとって何でそれが?と思ってしまうようなこと
きっとそんな感じ
どんなMVP獲った人といるよりも
あなたの笑顔を近くで見れるのが幸せということとか
誰かが普通だなぁと言ったお母さんの手料理が
この世のどの高級料理よりもわたしが食べたいものだったりとか
そんなこと
タバコのにおい
大きな声で言えないけど
ちょっと好きなの
ほんのちょっとね
だから
この世からなくなったら悲しいの
喫煙所にいけば
気管支強くないし
すぐ肺も苦しくなるけど
タバコを吸ってる人を見るのが好き
楽しそうだったおじいちゃんを思い出すし
機嫌のよさそうなお父さんも
わっかの煙を作って遊んでくれた日もあった
一緒に流星群を見に行った日
視界の端にともる赤色がホタルみたいで綺麗だった
苦手なんだけどね
あのひとの部屋からタバコのにおいがすると
あいかわらずな風景にホッとする
矛盾ってあるものよね
むしろこの世の醍醐味だよね
わたしも煙を口から吐き出してみたいな
健康にいいタバコ、だれか作ってくれないかなあ
むかしのあだ名
それで呼ばれたら、小学生の頃の
無敵の女の子がニヤリと笑う
誰に媚びる必要もなく
生意気に好き勝手言って
責任なんて概念もなく
野の鳥のように自由だった
ひとを騙すようなことはしない
ただ毎日楽しい遊びを開発してた
大人たちも面白がってくれるから
なんにも怖くなかった
あの名前でしか得られない栄養素がある
「ねえ、◎◎ー!」
信頼されてる感じ 信用しているわたし
大人の世界の必需品は何も持ってなかったのに
しあわせそのものだった
遊ぼう、遊ぼう
わたしたちは宇宙の赤ちゃん
愛していたの?
貴女は驚いて訊ねる
わたしはたじろぐ
愛していないわけがない
だけど怖くて黙っていた
ずっと愛していた
隠していたけど
愛がなかったら苦しまない
貴女がわたしに苦しまないのは
わたしを愛していないからなのかもね
くやしいけれど
負けたみたいだし
いいの
愛せる人間は強いから
きっと愛せる人は きっとよいものだと
価値があるのだと 噛みしめる
負けおしみかもしれないけど
そう信じるしかないでしょう?
そうでもしないと 負けず嫌いだから
くやしくってしにそうなのよ
流れ星みたいに
いつも今にいたい
もうすこしゆっくり流れてって言われても
次の瞬間にはいない潔さで
すべて手放して今へ
振り向くことを考えに入れず
それぐらい無我夢中に自分を信じて
毎瞬、あたらしい宙へ
キラキラと駆けてゆく
わたしは流れ星で
あなたも流れ星
いつか終わるキラキラ
キレイだよ
キレイだよ