私の名前には「花」という字が入っている。
とても気に入っているが、姉と同じ字が入っているのは少々
重荷になるというものだ。
姉のように明るく、はなやかで、周りから愛される。
そんな子に私はなれない。
でも、私は知っている。唯一の姉妹である姉の努力を、
人一倍気を使って、みんなが心配しないように振舞っている
私が思う繊細な花とは、彼女のことだ。
そんな彼女は、「あなたこそ繊細な花そのものよ」と
言ってくれた。驚いた、あなたにそう言われて、
何故かと聞いたら「あなたは、人の気持ちに入りすぎるから」
だそうだ。涙が出た。
姉が自分のことをそんなふうに見ていることがとても嬉しかったのだ。
生涯、あなたの事を大切にしようと、
未熟な妹ながらに思ったよ。
これからもよろしくね、ねぇさん。
「繊細な花」
6:30 起床
7:12 出発
7:26 電車に乗車
8:26 下車
8:32 バスに乗車
8:43 下車
8:55 学校着
9:30 授業開始
17:00 学校終了
ここまでが私の日常。
ここからは私が決められる非日常。
自分が主役だと思い込む、そんな家に帰るまでの約2時間。
少し在り来りなことを言う。
日常は意外と簡単に、非日常になり得る。
本当に、些細なことで変わるのだ。
それを忘れてはいけない。絶対に、絶対にだ。
「日常」
好きな色は?
と聞かれてもあまり好きな色が小さい時からなかった
だから姉が好きと言っていたオレンジを真似して
「好きな色はオレンジ」と言っていた。
でも、色塗りや美術の時間でいちばん最初に手に取るのは
決まって青だった。
自分でテーマを決めて描くものも
「夜」「海」「空」「夏」など青を使うことが多かった。
けど今好きな色は?と改めて聞かれたら。
くすんでる色と答えるだろう。
何故か分からないが、
今はそれがとても魅力的な色に見えるんだ。
「好きな色」
あなたがいたから、と、1人に絞るのは難しい。
私はたくさんの人に支えられながらここにいるから。
でも、そんな中でも「あなたがいたから」というお題を見て
いちばん最初に思い出すのは遠距離恋愛中の君のことで、
不安でいっぱいな毎日だけど
あなたがいたから、
あなたのおかげで、
あなたのために頑張れる。
これは余談ですが、、
「会えない時間が愛を育む」
なんてこと、私は信じていなかった。
ちなみに今もあまり信じていない。
けどあの人が教えてくれると思います。
その意味を。本人には意地でも言いませんけど。
「あなたがいたから」
落下する夢を見たら体がビクってなる反応は
入眠時ミオクローヌス
と言うらしい。
教室でなったら恥ずかしいね。
「落下」