『最近どうしたの?元気ないけど...』
いつの間にかかなり気を使わせてしまったみたいだ
ほんとにつまんないことで悩んでるくせに
心配をかけたくなくて言わないでいたら
かなり心配をかけさせてしまったな…
「...ほんとにつまんないことだけどいい?」
『全然大丈夫だよ!力になれるんだったら』
...ほんとにつまんないことだけどいいのかな
でもつまらないことでも言ってみる価値はあるかな
勇気を出して...言ってみようかな...
「私のことってどう思ってる...?」
君の目が覚めるまでに
君の好きなものを作れるようになって
君と綺麗な場所に行って
たくさんの思い出を作って
君に「頼りない」って思われないようになるんだ
それくらい君が好きだからね
だから、どうか目を覚ましてくれないか...?
もう一度だけ君の笑った顔が見たいよ...
どうか...目を覚ましてくれ...
「今年の花火はまさか病室で見るとはなぁ...」
そう友達は話していた
友達は学校に向かう途中で交通事故に逢い
入院するくらいの大怪我をしたらしい...
いや、そんなこと笑いながら話す話でもないだろ...
1歩間違えてたら死んでたぞ...!!
でも本当はあいつだって辛いはず...
「あ、あのさ...!」
「退院したら2人で花火しようよ...!」
あいつは「いつになんだよ」って笑ってたけど
俺は言ってよかったと思った
僕には好きな人がいる
気づいたらいつも目で追ってて
その子に告白しようかな...
そう思っても勇気が出ない
でも、他の男に取られるのは嫌だ...!
もし明日晴れたら、その子に告白しよう
私は人気者だと思っている...
だって私にはたくさんの友達がいて...!
クラスの中でもたくさんの人に好かれていて...!
先生達にも...
『𓏸𓏸ってさ、八方美人だよね』
『誰に対してもいい顔してさ』
『ほんとにウザイんだよねぇ...w』
そう陰で仲のいい友達に言われていることを知ってから自分や周りが信じられなくなった
なんで生きてるんだろう、
自分さえいなければみんな喜ぶだろうな、
あぁ...ひとりでいたいな
みんなの目を気にしないで早く自由になりたい
そう思い私は天へと飛び立った