海辺にいったら少し屈んだりしつつ貝殻を探す。
小さめで淡いピンク色の貝殻を見つけた時は嬉しかった。
色々な貝殻があって、たまにヤドカリが居たりして驚いた記憶もある。
家に帰ってきてからも持ち帰った貝殻を眺める時間が未だに好きだ。
深夜にふらっとコンビニに行ったり散歩したりするのが好きだ。
秋になりつつある夜風はとても心地よくてのんびり歩くのには丁度いい。
大人になって深夜にコンビニに行く事ができるようになってから、アイスひとつでも買いに行くかと靴を履くのが心躍る。
雲がない日はたまに空を見てきらめく星を眺めながら歩くのも最高だ。
深夜の散歩、たまにはいいと思う。
いい事をしようとして行動するのは案外難しい。
でも少しでも身についていけばいいな、と思い出来るだけ行動している。
例えばエレベーターの開閉ボタン、自分が近くに居たら皆が降りるまで押しておく。
誰にもお礼を言われない時もあるけれど、1人にありがとうと言われればそれでいい。
電車の席を譲る時も勇気がいるが声をかけてありがとうと言われるととても嬉しい気分になる。
こういう些細な事を繰り返していけば、きっと自分にも返ってくると思っている。
昔おばあちゃんと遊ぶのが好きだった。
お蕎麦屋さんをしたいと言ったらチラシを細く切ってくれたり、お花屋さんをしたと言ったら折り紙を折ってくれたり。
友達と喧嘩した時に話を聞いてくれたりしたのも嬉しかった。
そういう大切な思い出が心をポカポカしてくれる。
心の灯火に上手い使い方が分からないけれど、間違ってはいないと思いつつ、思い出の話を置いておく。
昔は携帯の着信音を変えて好きな人からの連絡はすぐに分かるようにして、鳴った瞬間ドキドキした。LINEは個別に音を変えられないし、多分今の時代電話番号なんて知っている方が稀だと思う。
それでも変わらないものがある。
好きな人や気になってる人からのメールやLINEは、今も昔も変わらずすぐに開けらない。
すぐ返すと待ってたと思われるかな? なんて返答きたのかな?怖くてすぐ見られない、とか色々巡って開けない。
そんなドキドキで開けないLINEがあるのは、少しばかり心躍るよね。