「花咲いて」
地に芽吹き 花咲いて 雲沸き立つ
月満ちて 白雪を踏み 君は努める
季節は廻る 実る時まで
「もしもタイムマシンがあったなら」
使わない。
なぜなら、寝て起きたら
すぐに時間は過ぎているから。
そして、過去はもう気にしないことにしたから。
それに、タイムマシンを使う暇があったら
今の自分をより良くしたい。
まずは、好みの香りの入浴剤を入れた
ぬるめのお湯にゆっくり浸かる。
そして、リラックスしたらぐっすり眠りたい。
だから、もしタイムマシンがあっても
私は使わない。
「今一番欲しいもの」
牛乳は昨日買った。
玉子はまだある。
お肉とお魚どっちにしようか。
お野菜もしっかり食べたいな。
あ、虫除けの効果が消えてる。
それから、洗剤の補充もしなきゃ。
そういえば今一番欲しいものって
何だったかな、何だったかな
あれだ、あれよ 前から欲しかった
立つしゃもじ!
「私の名前」
私の名前は谷折ジュゴンです
この名前はペンネームです
「読みやすい文章が書けること」を目指して
アプリ「書く習慣」を始めました
私が今までこのアプリで書いた作品は創作や詩です
基本、私が好きなジャンルを書いています
気に入ってくださる作品があれば
とっても嬉しいです
これからも、気ままに投稿していきますので
よろしくお願いします
「視線の先には」
予備動作としてふみふみと動く前足、激しく振られる尻尾。まん丸に開いた瞳孔。茶トラの野良猫の視線の先には、羽繕いしている1羽のスズメ。
狙いを定めた野良猫は、身体を伏せる。音を立てず素早く近づき、一呼吸置いて、一気にスズメへ躍りかかる。だが、スズメとて易々と狩られる程、鈍くはない。華麗に野良猫の奇襲をかわし、追撃を与えんと高く跳躍した野良猫の両前足から、見事に青空へと逃げ切った。
着地した野良猫は、スズメが飛んで行った方向を見上げ悔しげに尻尾を振り回していた。やがて、何事もなかったかのように、野良猫はその場で横たわる。そして、いつもの平穏が訪れたのであった。