ストック1

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3/24/2025, 10:57:22 AM

アニメやゲームのグッズというもの、ひとたび買い逃がせばもう二度と手に入らない、という場合も多い
仮に売られていたとしても、プレミア価格の中古で、高額な可能性がある
なので、本当に欲しいものは後悔のないよう、購入してしまうのが理想的だ
だが世の中というのはそうそう簡単ではなく、喉から手が出るほど欲しくても、逃せばもう二度と手に入らないとしても、懐事情から諦めざるを得ないことなど当たり前にある
一期一会のグッズを買うかどうかの取捨選択は、非常に悩ましい問題だ
欲しい気持ちがいくら強くても、生活あっての趣味
買うために諦められる何かがあるならいいが、犠牲にしてはいけないものまで犠牲にして買うのでは意味がない
一方で優先順位を誤って、買えたはずのものに対し、買わないという判断を下せばいつまでも悔いが残る
なので買う判断も、買わない判断も、慎重に、よく考えて下さなければならない
それは本当に優先すべきものか?
それは本当に諦めていいものか?
もう二度と手に入らないかもしれないそれに、我々は迷わされ、悩まされ、しかしその先に楽しさや満足感を見出すのだ

3/23/2025, 11:12:58 AM

空は曇りだ
そのせいで昼間だというのに暗い
僕の気分は落ち込んでいるというのに、空まで曇ることはないじゃないか
余計に心が重くなる
もう、いっそのこと雨でも降ってくれないか
そうすれば、僕は傘もささずに雨に打たれ、気持ちのいい冷たさの中で心を洗うのに
だけど、空は曇りのままで、雨は降りそうで降らない
周りを行き交う人達は、雨が降るのか気になっている様子だ
きっと降らないでくれと思っていることだろう
気持ちはわかる
僕だって、何でもない日なら同じことを思うだろう
傘をさして、濡れないように気をつけながら歩くのは面倒だ
ただ、今の僕は心から雨が降ってほしいと願っている
周りの人達には悪いけど
雨よ降れと、心の中で雨乞いをする
雨の中に自分をさらせば、後ろ向きな感情も流されて、前向きな気持ちが芽吹くんじゃないかと思う
それは、泣いてすっきりするのと同じようなことかもしれない
だから空よ、泣かない僕の代わりに、涙を流してくれ
それで僕も、自分が泣いたあとみたいに、雨の中で心は晴れ渡るだろうから

3/22/2025, 10:44:23 AM

「bye bye...」

うーん、いい曲だ
恋人同士の別れを歌った切ないラブソング……に見せかけた、別れた後の二人がお互いの悪口をものすごい勢いで喚き散らす、醜悪極まりない内容
クズみたいな人間の視点で書かれた歌詞が多い、「愚行倶楽部」の今度の新曲も最高に酷い
最初は静かで悲しげな始まりで、落ち込んでいる歌詞かな?と思いきや、よく聞くと、暗い調子で別れた喜びを歌ってる
そのあとは、ハイテンションで罵詈雑言
まるで嫁いびりをする悪い姑のようにどうでもいいことを指摘しまくる
不満点をこれでもかとまくしたてる歌詞
そして、サビで子供じみた罵倒が始まるのだ
2番も、最初の悲しげな部分はないが、同じような流れの内容
なお、最初の悲しげパートは二人が交互に歌って、その後の1番が元カレ視点、2番が元カノ視点になっている
そして最後のパートで二人とも新たな恋人を得るのだが、その性格の悪さからひと月で別れを切り出され、絶望するのだ
最後に怨嗟の念を歌いながら幕を閉じる
この「bye bye...」は「愚行倶楽部」の歴代の曲の中でもトップクラスだと思う
よくここまで酷い元カップルを考えたものだ
しかも、内容が絶妙に現実味があってとてもいい
今回の曲も楽しませてもらった
本当に「愚行倶楽部」のファンでよかった
今度のライブも楽しみだ

3/21/2025, 10:32:12 AM

君と見た景色を探し続けている
一緒に何度も見た、大きな絵に描かれていた景色
僕の前からいなくなってしまった君は、その景色のある場所にいるはずだから
君とは長い間会っていないけれど、そこにいることだけはわかる
再会したら、何を話そう
そもそも君は、僕と話しをしてくれるのだろうか?
僕のことなんか、忘れてしまったかな
だとしたら、残念だけどそれまでなんだろう
でも、覚えていてくれたら……
そして、僕のことをまだ思ってくれているのなら、僕は笑顔で君のもとへ駆けていこう
どちらにしても僕は行かなければならない
行ったことのない、けど、思い出の詰まった、君と見た景色のあるあの場所へ
そして、そこにいるはずの、君のもとへ

3/20/2025, 11:15:17 AM

この歳になって手を繋いで歩くのも、なんだか恥ずかしいけど、まあしょうがない
だって誕生日プレゼントは、手を繋いで私と一緒に公園を散歩するのがいいって言うから
私としてはなにかをお店で買ってプレゼントしたかった
でも、妹のお小遣いでプレゼントは貰いたくなかったのかも
物はいいから、手を繋いで散歩してほしいと言ってきた
そういえば、こんなふうに二人きりでお姉ちゃんと散歩したりとか、したことなかったな
お姉ちゃんと出かける時は、いつも家族みんなでだったから、なんだか新鮮
歩きながら、お姉ちゃんは楽しそうにいろいろな話をする
久しぶりに二人きりで喋ってるから、私も楽しい
お姉ちゃんは、こんなふうに私とじっくり話しがしたかったのかもしれない
前みたいに、姉妹で手を繋ぎながら
そういえば、最近は機会がなくて、あんまり二人だけで話すこともなかった気がする
これからは、お姉ちゃんともっと話しをしたり、遊んだりしよう
いつまでも仲の良い姉妹でいたいから

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