僕が動けば
それに合わせて同じ動きをする、鏡の中の自分
決して違えることなく
見せる表情までもが同じ存在
僕が笑うと向こうも笑う
僕がしかめっ面をしていると、
向こうもしかめっ面をしている
だとしたら、
僕が嬉しい時、鏡の中の僕も嬉しいのだろうか
僕が悲しい時、鏡の中の僕も悲しいのだろうか
同じ感情で向かい合っているのだろうか
もしそうなら、
僕は鏡の中の自分をできるだけ喜ばせたい
鏡の中の僕が嬉しそうにしているのなら、
それは僕が自分自身を喜ばせることができた
その証明になるはずだから
眠りにつく前にスマホなんて見てしまった
ちょっと気になることを思いついて
調べたくなってしまったのが運の尽き
脳が完全覚醒して眠れない
おまけに色々な考えが頭を巡り始めて
もはや眠るどころではない
これはもう徹夜も覚悟しなければならないか
明日は休日ではあるものの
しっかり丸一日予定があるのだが
どうすれば眠れるだろう
ホットミルクでも飲むか
体を温めれば眠れるだろうか
ヒーリング音楽を流そうか
ならあの曲とかがいいかもしれない
そんなことを考え続けていたら
いつの間にか朝になっていた
そんなに長く考えてたとは思えない
感覚的にそれほど時間が経っているわけがない
どうやらいつの間にか眠っていたようだ
時計を見るといつもより早く起きられていた
徹夜にならなくてよかった
予定を潰さずに済みそうだ
個人的なイメージの話をしよう
永遠、という言葉についてだ
この言葉は一般的に二通りの読み方があるだろう
「えいえん」「とわ」
えいえんの場合は、壮大さ、荘厳さを感じる
とわの場合は、繊細さ、柔らかさを感じる
また、えいえんはとわと比べて
ネガティブな言葉との相性がよく、
とわは前向きな言葉に合うような気がする
先程言ったように、
これはあくまでも個人的なイメージだ
人によって感じ方は様々だと思う
さて、あなたはこの二つの永遠に対し、
一体どういう感じ方をするのだろう
今日はハロウィン
仲間内でほどよく調子に乗りながら
ちょっとしたパーティをやる
考えると疲れるような現実も
今日はすべて忘れて楽しむのだ
ピザにドリンク
カボチャを使ったケーキなんかを用意して
バカ話で盛り上がる
一通り飲み食いして話し終えたら
今度はゲーム大会の時間だ
童心に帰って一心不乱にエンジョイする
こういう日は
普段の頑張りが報われた気がして
実に気分がいい
一日限定の理想郷がここにはあった
物語の主人公は君だ!
君は苦労しながらも努力を重ね、
仲間にも恵まれ、支えられながら、
ついには目標を達成する
周囲から称賛の声が絶えず届き、
君は達成感と感謝の気持ちに包まれていた
文句なしのハッピーエンド!
世界は君を中心に回っている!
……
そしてこれは、君に敗北を喫し、
目標に届くことがなかった僕が主人公の、
もう一つの物語
挫折を味わい、悲しみに暮れた
でも、僕も仲間には恵まれていた
彼らのおかげで、僕は新たな目標を見つけ、
それに向かって歩みだすことができたのだ
敗北も挫折も、力に変えて進む
僕の新たな物語が、これから始まる