過ぎた日を想う
あの時、していたこと
あの時の感情
あの時の感覚
あの時の夢
過去の楽しかった思い出を振り返る
ただし振り返るだけで、
心は未来へ向かって歩を進める
過去に捕らわれることなく、
積み上げてきた過去を力に変えて、
今を、未来を、
思い出に負けないくらい楽しくするために
人の持つ力は、星の輝きのように美しい
一人ひとり違う様々な輝きで、
夜の闇のように暗く閉ざされた未来を
照らすことができる
そうして明日を創っていける
一人の輝きでは、
照らせる範囲は小さいかもしれない
しかし、人と人が星座を作るように繋がり、
夜空のように無数の光を灯すことができたなら、
未来を強く照らし、
より輝かせることができるだろう
みんなで一緒に踊りませんか?
え、ダンス経験がない?
踊れる自信なんてない?
いえいえ、問題ありませんよ
ダンス経験は関係ありませんから
自信がなくても大丈夫
気付いたときには、あなたは踊りだしています
特別、何かをする必要はありません
みんな、ただ椅子に座って観ているだけでいいのです
今日のショーはとても楽しいですよ
そう、踊るのは体ではなく心です
心踊るショーを観て、今日は存分に楽しんでください
家族、親戚、友人、そのほかにも、
色々な形で私と関わりのある多くの人たち
知り合いとよべる人は何人もいる
けど、これから知り合う、
まだ見ぬ人々もいるだろう
それがどんな人で、どのように関わるのか
それは知り合ってみなければわからない
これからどういう人と知り合っていけるのか
それは楽しみでもあり、不安でもある
できればいい関係を築きたい
ストレスを貯めるような人付き合いはしたくないから
だから、顔も性格も立場も、
存在すら知らないまだ見ぬ誰か
もしこれから巡り会えたら、知り合えたら、
お互いがいい関係性でいられるように、
どうかよろしくお願いします
奇跡を活かせなかった?
もう一度起こらないかな?
奇跡は待っているだけじゃ起こらない
前提として、奇跡を起こすための努力が必要だ
ものにできなかった奇跡をもう一度起こしたいなら、
偶然に頼らず、自らの手で掴み取るのだ
そうすれば、奇跡は何度でも起こせるはずだ
待て、それはもはや奇跡ではなく、
努力の賜物なのではないのか?
こちらが何もしなくても、
たまたま幸運なことが起きるから奇跡なのだろう
奇跡をもう一度起こしたい場合、
本人にできることなどなにもない
できることといえば、ただ座して待つことのみだ
いやいや、そんな極端な
奇跡というのは努力だけで起きるものでも、
偶然だけで起きるものでもないでしょう
努力して発生する土台を作りつつ、最後は偶然に頼る
その結果起きたらラッキー、
というのが奇跡じゃないんですか?
もう一度狙って確実に起こすのは無理ですし、
ただ待っているだけでも、
もう一度奇跡を起こすのは無理だと思いますよ
三人はそのまま奇跡とはなにかの議論を始め、
私がどんな奇跡を待ち望んでいるかについては、
一切聞くことなく
私のことを置いてけぼりにして白熱するのだった
あっ、私は二人目の意見に賛同します