5/22/2025, 1:39:15 PM
性格が劇的に変わるとか、人生の転機とか、そんな大層なものでは無い。
それでも、昨日より成長している自分がいることは確かだった。
おはよう、少しだけ昨日と違う私。
5/20/2025, 12:32:47 PM
自分の寿命を贄にした快楽の悪魔は、
今日も煙と共に私の重圧を空へ溶かしてくれている。
命を灰に変えていることなど、百も承知。
それでも手を出してしまったからにはやめられない。
4/2/2025, 10:12:53 AM
空は広くて自由だ。
世界中のどこまでも繋がっていて、果てしなく青くて綺麗だ。
煩わしい声も、痛みさえもない。
ずっと夢に見ていた世界が頭上に広がり、肺いっぱいに空気を取り込んだ。
爽やかな風が早く行こうと背中を押す。
「そうだね、行こうか」
私は満面の笑みで足を踏み出した。
4/1/2025, 2:51:41 PM
「はじめまして」
そう言った瞬間、目の前に立つあなたの表情が苦しそうに歪み、私の胸はズキリと痛んだ。
どうしてそんな顔するの?どうしてこんなに締め付けられるの?
何も分からないまま戸惑っていると、あなたは私に笑顔を向けた。
「はじめまして。突然ですが君に一目惚れをしてしまいました。僕と付き合っていただけませんか?」
何故だろう。
温かいものが頬を伝った。
3/23/2025, 3:49:28 PM
どこまでも澄渡る青空を夢に見ていた
雨上がりの空に架かる七色の橋に憧れていた
悲しみを覆い隠してくれる純白を望んでいた
けれども、私にあるのはくすんだ灰色一つだけ