欠点だらけの私。
人に嫌われたくなくて、必死に笑顔でついていく。
いつからだっけ、本当に笑えなくなったの。
いくつの頃だっけ、本当に楽しいと思えた日々は。
自分の嫌いな所探せば、死ぬほど出てくる。
だったら自分の好きな所も同じだけ出てくるはず。
自分の褒められる所は?
頑張ってきたことは?
人には見えない努力の証は私の人生に刻まれている。
自分の見え方で『私』が決まるなら、私は好きな所を見よう。
誰よりも努力してきた自分がいるんだから、褒めてあげよう。
人生は自分で作っていくもの。
だったら、私の見る方向も自分で決めていいよね。
この世界にたった一人しかいない『私』なんだから。
私は下を向いて生きるより、上を向いて生きていく。
これが『私』の人生だ。
完璧な人間になりたい。
完璧な人間は失敗しない。
誰にも笑われない自分でありたい。
誰もが願う境地でありながら、誰にも達成されない願い。
完璧って何?
不完全の基準ってどこ?
もうやめよう。
自分の人生にレッテルをはらなくていい。
今の自分に評価なんていらない。
頭の中の思考の戦争を終わらせて、自分という敵から自由になろう。
それだけで、世界は平和だ。
不完全な私なんて、どこにも居ないじゃない。
終点
人は死んだら終わりだと言う。
しかし、死の先には新しい始まりが待ち受けるだけで
肉体の無い生がある。
人生の終点ではあれど、自分という本当の意識の出発点である。
なにも知らない人間は死んだ後に苦労する。
知らないがゆえに、真実を知り困惑する。
知っている者にとって、死は悲しみではなく
次の冒険に行くための楽しい行事なのだ。
しかし、自ら命を絶つものは死んだ後のほうが苦しむ。
魂に終点は無い。
だからこそ冒険は楽しい。
窓越しに見えるのは、人々の幸せな姿。
道行く人は、笑顔で過ごしている。
それを眺める私も、自然と嬉しく微笑む。
そんな素朴で、素敵な世界が今後必ず作られるように
出来ることから始めよう。
まずは日々を笑顔で過ごしてみよう。
日常の中で感謝を伝えてみよう。
簡単なことから、少しずつ…。
いつか必ず叶うから。
何もない透明なこの世界という色。
個性的な色。
普通を求める色。
無難が一番という色。
いろんな色彩が集うなか、自分という色を輝やかせる。
それができる世界にいる。
どんな世界にいても自分の色で輝いてみせる。
輝いている私という色が一番好きだから。