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3/27/2025, 8:58:36 AM

この日は風が気持ちよかった。
最近は2人でいることが多くて必然と距離は近くなっていく。
「え、最近バカにしてる?」
「んー、してないけど、さっきのは事実だよ」
「ちょっとまって、さっきなんて言った?」
「え?私なんて言った?」
「ばーかって。」「言ってないよ!!」なんて
多少ボケ始めている私たちの会話。
会話は増えた。だけど、ボディタッチは減った。
少し違和感があった。七色もの表情を右往左往してたくさん分かり合えるこの関係だけでも、今はよかった。

3/7/2025, 10:45:42 AM

久しぶりに君と勉強をした。しかも2人で!!!
二週間ぶりの勉強会は緊張か、気まずさか、無言の時間が流れることが多かった。
でも少しあの時よりも大人になった雰囲気が漂っていて、君もいつもとは何かが違った。
久しぶりの君の匂いと声と話し方に魅了されて、多少なりとも照れが出てしまう。
机の上に置いてあった紙袋は友達に貰ったらしい。
なんだか残念だ。
私のことだけを考えてくれた数時間。私にとっては、淀んだ心に綺麗な水が与えられたような感覚だった。
また来週はどうなると思う?期待してもいいですか?
ラララと歌を歌いながら思い出してます。

3/6/2025, 12:44:56 PM

「明日話そう!」
「るんるんで来てね??」「なんでよ」
「大丈夫?1人で帰れる?」「んんー!帰れるよ!!」
「久しぶりだからさ笑笑」
前よりも髪が伸びていて、少し闇を帯びたようだった。
「久しぶり」って言ったら手をパクパクして来たっけ。
周りうろちょろしすぎなのよ。
なんだか、「明日が楽しみだね」って言ってるような雰囲気で「また明日ね」って。
しかめっつらしたけど、実は私も楽しみなの。
風が運んだものは久しぶりのトキメキだったのかも。

3/4/2025, 9:32:22 AM

ひらりひらりと雨が降っている。
君は今日学校にはいなかったけれど、君の存在がわかることがおこった。

「ブツ持ってきて」と先生が言った。
「これ、あいつ(君)から!」
と、君からクラスの女子にプレゼントがあった。
みんなとは同じ立場のはずなのに、私には何もない。
みんな以上の関係性であっていたと勘違いしていたのか、はたまた何か理由があるのか、私にはわからなかった。それに困惑して笑顔がスッと消えていった。
これからも長い付き合いになるはずだから?そういうことだと思い込ませて必死に踠いていた。

2/14/2025, 10:45:34 AM

隣の先だからさ、たまに腕があたっちゃうんだよね。
君の肘が私の腕にあたった。
「ごめんごめんごめん!」と言って腕をポンポン叩いてきた。
も〜って顔で返す私。もうすぐ受験だからってさ、君も緊張しなくていいんだよ。君のおかげでここまできたんだから。ありがとうね

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