目が覚めるまでに。
この気持ちを、忘れますように。
好きも、きらいも。
辛いも、楽しいも。
大きすぎると、苦しい。
考える先にあるものは、
どこからでも不安に繋がって。
休みなく働く、この脳に、
休息なんて、ありゃしない。
そうして、また…。
眠れず時間は過ぎていく。
(寝不足も、休める理由になればいいのに!)
病室
同じ医療を扱う場所でも。
入院病棟がある病院の空気は、
少し違う気がする。
お見舞いで訪れたそこは。
静かなようで、騒がしい。
いろんな音や声で溢れてる。
消毒液のような、独特の臭いと、
すれ違う人の空気。
見つけた先のそのドアに、
どこか緊張を感じながら。
笑って話ができるだろうか。
できれば声が聴きたいです。
明日、もし晴れたら…。
行きたい場所がある。
普段はあんまり気にもしないし。
特別好きと言うわけでも、ないけれど。
ただ、晴れた夏の日。
青い空と白い雲。
照りつける、焼けるような日差しの中で。
ちょっと特別に感じる場所。
少し高い丘の上。
茂る草木の合間を抜けて。
吹き付ける風に抗いながら。
開けた先にある、その光景。
その海は。
あぁ、今年も夏が来た。
(…にしても、毎日暑すぎませんか。)
だから、一人でいたい。
そんな理由なんて、…沢山ある。
ひとつ、ふたつと、言い訳て。
あれも、コレもと否定する。
怖がりで仕方ない自分には。
強がることしかできないから。
結局、一人になれないくせに
ひとりが良いって、嘆いてる。
でも、ひとりでいる時間は、
ときどき必要だと思うんだ。
(…疲れちゃうよね。)
誰にも言えない秘密。
ちょっとだけ、教えてあげる。
とか。
誰にも言ってないから、言わないで。
とか。
とても魅力的に聞こえてしまうもの。
隠されると、みたくなる。
秘密にされると、聞きたくなる。
で、誰かに教えたくなる。
いつの間にか、知ってる人が増えていく。
誰にも言わないから、秘密です。
誰にも言えないで、構いません。
(言っても良いこと、嫌なこと自分で決めればいいものです。)
(ただ、助けてって想いは、言葉にできたらいい…。)