好きな本と言うよりは
好きな作家さんが出来ると
ローラー作戦開始です
言葉選びですとか
情景だったり
作風だったり
好きな方はとことん好きです

何を話しても相談しても
ダラダラと律しようとしてくるあの人
そういうことじゃあない
寄り添って欲しいのだけれども
何度説明しても伝わらない
百歩譲ってその内容が明確ならば
まぁまぁまぁ、そうですねとはなる
何しろ曖昧
曖昧な上に例え話がこれまた多い
二転三転して支離滅裂
とどのつまり
何にも伝わらないということだなと
離れてせいせいしたお話

実はあまり好きではなくて
ちょっとしたトラウマです
前の結婚の時に住んでいた家の
向かい側が紫陽花の通りで
この時期になると見学人が
たくさん訪れます
とても綺麗でした
辛い気持ちに蓋をして
紫陽花を眺める度
この辛い現実がよりリアルに感じました
其れも全て過去になった今
紫陽花を見かける度
かつての光景が蘇りそうで
あの青や紫色が
わたしの瞳に滲んでくるんです
年に一度必ずやってくる
わたしの郷なのか

どんな品質のものでも
ウニは嫌いなんですと
何度も何度も言っているのに
ここのウニはいい物だからと
無理やり食べさせる人が居て
衝撃を受けました
美味しくなかったんですよね
しょうがないでしょうよ
謎の理論を展開してまで
ウニも嫌いだけれども
ネチネチしたあなたはもっと嫌い
って言ってみたかったなぁ

長い間ひとつの街にずっと住んでいました
その街の中で何度か転居しましたが
出たことはありませんでした
その街で育ち
結婚して子供も育てました
数々の喜びや悲しみ
成功や失敗を繰り返し
そこでわたしは
独りで朽ち果てるのだろうと思っていました
47年間お世話になった街を後にし
全く別の街へひょんなことから移り住み
今この街がわたしの全てになりました
幸せです