君と私には透明な仕切りで分けられてる。
クラスの向こう側にみんなとワイワイしてる君。
「昔に戻りたいなあ、」
昔は仲良く遊んでたのに、今はカーストに縛られて君はクラスの向こう側にいるんでしょ？昔見たく仲良くしたいよ。君は今のままでも輝いているけど、でもその輝きをひっくり返すと真っ黒なんでしょ？私は昔の君の方が輝いて見えたよ。 あの頃の純粋で真っ白な太陽みたいな君が


ー輝きー

ー掃除の時間ー
陽キャ共から掃除を1人で任された。断りたいけど断れない。それが陰キャ（俺）
その時ドアが開いた音がした。振り返ると君がいた。前から気になっていた君が、今この場に教室に2人きり。君は「掃除手伝うよ!」と明るく言ってくれた。ああ、今幸せだ。気になる子と話してる、同じ空気を吸ってる。この場に邪魔するものは誰もいない。ずっとこの時間がつづいてほしい。
【時間よ止まれ】

「おはよう」
昨日。朝一で聞こえた、今日も君の元気な声が聞けるだろうと思っていた。なのに、もうこの場には君はいない。不慮の事故だったらしい、だけど君の声が微かに聞こえる。いつのまにだろうか、僕は君のあの声に依存していたのかもしれない。
居ないはずの君の声が聞こえる。暖かくて心地よいあの声が


<君の声がする>