今日にさよなら
やめても、いいのよ。
と言う母
母の言うことは、今まで一度も間違ってなかった
言われたように進んだ先に、つらいこともあったけど
間違いではなかった
そんなの、よしたら。
と言われても聞かなかったときに降りかかった出来事は
これまでで一番つらかった。
そうだね。
やめようと思う。
そう言いたかったのに、
いや、いいところもあるんだ。
と言った
それは嘘ではないけれど
何度振り返っても、どうしたらよかったのかわからない
向き合い続けることはつらい
問い続けながら、進み続けなければならない
一度、立ち止まりたい
今日に別れを告げたらどうなる?
まだ別れたくないんだ
だって、何も解決してないし
いい出来事もなかった
話し足りない人もいるし
やるべき事も残ってる
まだ今日のままでいたい
突き進むのは疲れたし、先が見えないのはこわいから、
一度、立ち止まりたい
わからないから面白い?
そんな余裕ない
この場所で
1人では
誰かとならどこでも、特別な場所になる
意味を持つ
誰もが
いつかは別れる
親も
恩師も
兄弟も
恋人も
友人も
配偶者も
ペットも
同時に死ねたのなら、永遠に一緒にいられるのか
それなら、なんとも美しいこと、と思ってしまう
不慮の事故だとしてもそう思えるか
限りある命の中で
ともに生き続けるほうがきっと幸福なのだけど
大切な人と一緒に過ごすこの時間を忘れたくない
忘れないでほしい
花束
人間のエゴで切り取られた花たち
栄養剤を溶かした水を毎日替えても、
できるだけ風通しのよく涼しいところへ置いても、同じこと
瞬く間に生気を失い、セピア色になっても可憐な姿を、
一体どうしたらよい
ありがとう
言葉も交わせない、触れ合うものでもないあなたに
どれだけ癒されたか
スマイル
自分の笑顔に自信はないけど、
人を笑わせるのは好きだ。
身の回りの人をクスッと笑わせる程度だけど。
結構面白いやつだと思われたり、たまに思い出して笑ってくれたり、あいつ、あんな事言ってて可笑しかった、と他の人に言ってもらえたら、嬉しい。
そして、誰も傷つかない笑いで溢れる世の中であってほしい。
どこにも書けないこと
本当は寂しがり屋なのかも
こんな事を書き留めるのに相応しい筆記用具でも
探しに行こう