#良いお年を
1番良い年にはならなかった
でも、去年の自分よりは良い自分になれたのかな。
諸行無常、生々流転
永遠に変わらないものはそうないから
また1年、また1年と
時間は流れていく
自分で前に進むのが苦しいなら
その流れに身を任せるだけで
少しは昨日の自分とはまた違った位置にいる
来年もほどほどに、生きてるだけでいいから
#プレゼント
あの人がくれたプリザーブドフラワー
別れた後も捨てられなくて
蟠りと一緒に、心の奥に隠してた
今日はクリスマス
ドアを開けたのは新しいパートナー
君はプレゼントをくれた
子うさぎの住むスノードーム
ふわりと雪が舞う
忘れられない昔のこと
手放せない大事な思い出
隣には君がいるのに、
今まで引きずってごめん
恐る恐る口にした言の葉
君は嫌な顔一つしなかった
“今も昔も、全部含めてあなただから”
外は一面銀世界
そして隣には君がいた
『頑張れ』とか『泣かないで』って言葉が
どうしようもなく、嫌だった。
元気づけるために言ってくれてるのは分かってる。
でも、その一言が重い枷のように感じて、
期待に応えないと、ああしないと、こうしないと、
あなたに迷惑をかけないようにって
頑張って、頑張って、
また疲れて。
小学生の頃、不登校気味の友達がいた。
よく勉強を教えてた。
そのたびに友達が疲れたって言うから、
「頑張れ」って沢山励ました。
それが相手にとって一番いいことだと勝手に勘違いして
『うざい』
そう言われた。
私は腹が立ってそのまま帰った。
なんで、なんで、私は正しいことをしただけなのに。
だけど、もしそれが相手にとって不快だったら…?
自分の中では頑張ってるのに、
頑張ってないみたいに言われて…
そんなの、辛いよね。
…ごめんね。
言葉の感じ方はみんなそれぞれ違って
複雑で、難しいけれど
いつかみんなが幸せに思えるような
そんな言葉が生まれればいいな
#愛情
淡く濁った銀世界
空気と散った君と息
切れた指が痛む
思い出すのは、
君がくれた絆創膏
冷たいのに、苦しいのに
なぜか手に取るアイスクリーム
君が好きだった味
いつまでも続くリフレクション
神様願うリコレクション
こんな歪な愛でも、
受け入れてくれてありがとう
冬は溶けないから
まだこの中で歌ってる
また今日も、空を見上げて
君をアイス
#落ちていく
現実は眩しすぎるから
僕には暗いぐらいがちょうどいい
誰にも気づかれない海底に
落ちていけたらいいのにな。