私は傘を持たない。
だって誰かが貸してくれるから、今日もモブAが貸してくれる、でも私は「大丈夫だよ」と言う、何でかって?
貸してくれちゃったら2人で入れないじゃん笑
2人で傘に入れば必然的に距離も近くなるでしょ?
それを狙ってるわけ、悪い女でしょ、自分でも分かってる、でも仕方ないじゃん。
モブが告白して振られた時のあの悔しそうな顔が忘れられないんだもん。
私は別にオスにモテたいわけじゃない、なんなら嫌い。
だって私の事見て笑ってるじゃん。
罰ゲームで嘘告してくるじゃん。
可愛い女子ランキングとか、ブスな女ランキングとか、誰が1番胸が大きいかとか、順位つけてくるじゃん。
でも女の子は大好き。
慰めてくれる。
可愛いねって言ってくれる。
私の事を笑わないでくれる。
だから大好き、たとえそれが表上だけだとしても。
さっき私を傘に入れた男、あいつも私にブスとか言ったり、嘘告するとか言う罰ゲームを考えた男。
そんな奴らに仕返しがしたくて頑張って可愛くなったの。
でもブスとか言ってくれたおかげで今の私がある、それだけは感謝してる。
それでも許したわけじゃない、復讐したい。
朝ニュースでやってた、今日は雨が降る確率が高いって。
それでも私は傘を持たない
雨は嫌い、でも雨上がりは好き。
そんな人、結構いると思うよ。
雨が上がったばっかの時しかしない匂い、あれ好きな人結構いると思うよ、それに心が休まる気がするんだよね。
でも、雨が降ってるときは嫌い。
髪がうねうねになっちゃうし、傘もささないといけないから、嫌いなんだよね。
でも、たまに雨に助けられる時がある。
泣きたくなったときとか、全部嫌になった時とかね、その時だけは雨、嫌いじゃないよ。
でも私が雨を好きになる日は生きてる間いや、死んでも好きになることはないと思うな。
さらさらな髪っていいよね、憧れる。
癌になる前は髪が肩くらいまであって、もうすぐでさらさらなロングヘアーになりそうだったのに。
いいよねさらさらな髪
今日私はあの人を好きでいる事を最後に。する
私はあの人の事を3年間思っている。
出会いは学校の入学式、私とあの人は同じクラスになった、新学期は大体の学校が自己紹介とか馴れ合う時間を作るよね、私のクラスもあったよ、その時間になると周りの人達はもう仲良くなり始めていた。
でも私は昔虐められていたトラウマのせいで誰にも話しかけれずにいた、その時に話しかけてくれたのがあの人だった、あの人とは私が3年間好きな人、「Y」、Yからしたらただ隣の席の人に話しかけただけだろうね、でも私からしたらそれが凄く嬉しかったの。その日から私はYの事が気になり始めていた、それから色々あり、好きと分かったのはそれから2ヶ月後、その頃にはイツメンと呼べる友達ができていた。イツメンで遊んでいる時に皆の好きな人は誰?という話になった、皆の話が終わり次は私の番だった、私は「そんなの居ないよ〜」と言ったが皆は諦めてくれなかった、ほんとに居なかった、その時は。
「気になっている人ならいる」と私が言うと皆は目を輝かせて聞いてきた「え誰誰?!」とね。
私的にはそんなに気になるか?と思っていたけどそれは声にでていたみたい、皆は「そりゃ気になるよね〜だって気になる人がいるなんて聞いたことなかったもん!」だって。
確かにそんな話はした事なかったような気はしてた。
私は皆が好きな人の話を聞くのが好きだった、たとえ友達の好きな人が「Y」だったとしてもね。
その日は誤魔化して帰ったけどやっぱりYの事が気になってしまう、これは恋なのか?と悩んでいた頃、スマホに一通のメールが届く、開いてみるとそれは友達とYが付き合ったという報告だった。
そりゃそうだよね、友達の恋バナを聞いているとあきらかにYと友達は両思いだった、友達がYと付き合えて嬉しいはずなのに何故か私の目からは涙が溢れ出ていた、それで自覚した、私はYが好きなんだ、ってね。
それから1年と3ヶ月経ったみたい、相変わらずイツメンとは仲が良かった、その日急に友達から電話が掛かって来た、「今から会えない?」って今にも泣きそうな声で、そんな声で話されると私も見過ごす事は出来ない、私は「わかった、今どこにいる?」と聞いて会いに行った、私が着いた頃には友達はもう泣いたのか目が充血して赤かった、友達が居たのは緑公園、そこは友達とYが付き合った2人にとって思い出の場所だった。
話を聞いてみるとYとイツメンの中の一人が密会してるのを見ちゃったんだって、そして緑公園でYを問い詰めたらしい、そしたらYに「俺、そんなに信用ない?」と聞かれ友達は「そりゃ友達と彼氏が2人で会ってたら浮気だと思うでしょ!」と言ってったんだって、そしたらYは「もう良いよ、俺そんなに信用なかったんだね」と良い帰ってしまったらしい、そのYと2人で会っていた友達を呼んで話を聞くと、Yは浮気なんてしていないことがわかった、しかも何であっていたのか聞いてみると友達の誕生日に何をあげたらいいか相談してたんだって、友達は後悔してYに電話を掛けたけど繋がらなかった、私は「明日の学校で話せば良いよ!元気出して!」と私の気持ちは圧し殺して2人が仲直りする方向に持っていった。
次の日私は熱が出て1週間ほど学校を休んでから学校に行った。
Yと友達は私の思った通り仲直りして以前より仲良くなっていた。
私はこれでよかったんだと自分に思い込ませた。
2人に感謝されるのが辛くてその日は早退した、あの時一瞬でも今Yのところに行けば付き合えるのでは、と考えてしまった自分が嫌になり、イツメンとは距離をとり、徐々にフェードアウトしていった。
それから1年ほど経ちYと友達だった人はあと3ヶ月程で付き合ってが2年半が過ぎるのか、と考えていた時にYが彼女と別れたと言う情報が流れてきた。
その後Yは自暴自棄になり、色んな人と付き合い別れを繰り返していた、私にもチャンスがあるかもと思いYに話しかけたが私に会うと友達だった人の事を思い出してしまうようで冷たくあしらわれた。
もう私は友達もいない、Yにも嫌われた事でどうでもよくなり半年ほど不登校になっていた、そのまま休めたらよかったのだけど流石に単位が危ないと先生に呼び出された。仕方なく学校に行き授業中、昼休み、全て必要最低限しか人と関わらない事にした、でもYがいる教室の前を通ったときYが目に入ってしまう、Yはもう精神が安定していて、私の元イツメン、そして私の事なんて眼中にもないようだった。
それが嬉しいような、悲しいような、よくわからない感情になってしまいYの教室の前は極力通らないようにしていた。
でも好きな人の情報は耳に入ってきてしまう。Yが彼女と別れたって、でも今回は前彼女と別れたときとは違った、自暴自棄にもならず、元彼女と仲良かった人とも、元彼女とも仲が良いまま、きっと円満な別れ方をしたのだろう。そのまま私は高校を無事卒業した。
去年の私なら泣いていただろうし、友達とも離れたくなかったはず、でも今はもう私がYの事を好きだったとバレ友達は居ないし別れを惜しむような関係の人も居ない。と思っていたはずなのにやっぱりYが気になる。だって3年間好きだったもの。でもYにはもう7人目の彼女がいる。今頃第二ボタンもその可愛い後輩彼女の手の中にあるだろう。その後輩は嫌いじゃない、だって私を好いてくれる唯一の人だもの。
でももうじき彼女にも嫌われる、だって今Yを緑公園に呼び出しているもの。私は最後まで悪女だっ
た。でも、最後に告白くらいしたっていいでしょ?だって彼女がいたって好きなの、しょうがないよね。
今日私はYを好きでいる事を最後にする