田舎の空は低くて、広い。

だから今日みたいにどんよりとした日は

ねずみ色の空に押しつぶされそう。

地面を濃い色に映し出して、

私の心にさえ重りをのせてくる。

すぐにでも涙が出そうだ。

私も、空も。


─────物憂げな空

手のひらにそっと触れると、小さな手をキュッと結ぶ。

抱き上げると、ふわっと香るミルクの匂い。

柔らかい体に、猫みたいな泣き声。

ニコッと笑ったもちもちの頬っぺた。

かわいいな、かわいいな、

私、きみのお姉ちゃんになったよ。


─────小さな命

好き、
大好き、
愛してる、
世界で1番好き、
宇宙で1番大好き、
あーーー愛おしいよ、
なんて言ったらこの大きな気持ち、伝わるの！！！

I love you sooooo much !!!!!!

─────Love you

遠くから見ていた、
あなたの太陽みたいに明るい笑顔。

私と話してる時はそんな顔しないじゃん、

あなたに近づけるなら、
私が無邪気に笑わせたいって思ったの。

そしたら私もつられて笑うんだ。

あなたが太陽なら、私は月だね。


─────太陽のような

宇宙って、０なのかな。

ビッグバンって爆発で宇宙はできたって

どこかで聞いたことがあるけど、

じゃあその爆発がある前、そこには何があったの？

……そんなことを考えていると、

私の仕事のミスなんてちっぽけだなと思うよ。


────0からの