3/3/2026, 12:28:23 AM
たった1つの希望
何度都市開発されたか分からない大きな駅
無数の人
灰色の空と湿った道路
重い足取り
たった1つの希望を探して水溜りを踏む
無数の絶望は見えるのに
「明日は晴れるといいな」
2/17/2026, 12:21:31 AM
誰よりも
「あなたのことは私が一番分かっている」
「あなたは私じゃなきゃ駄目なのよ」
「あなたは私以外の人じゃうまくいかない」
「あなたのことを誰よりも愛しているのは私」
ネットの掲示板を見た。
同じこと。みんな思っていた。
「誰よりも」なんかじゃなかった。
2/3/2026, 12:20:44 AM
勿忘草(わすれなぐさ)
2年も前に別れて、さよならしたのに。
今でも電車の中で、コートと短めの髪と眼鏡で、似た背中のシルエットの人を見ると目で追ってしまう。
住む街も生活サイクルも全然違う筈なのに、ばかみたいだね。
だから、拙い抵抗だけど。
もしも。
もしも、あなたと本当に再会することがあった時は、笑って会釈して、そっと逃げるんだ。
そう、決めてる。
1/14/2026, 2:53:48 PM
どうして
言葉が出てこない夜がある。
打ち込んでは消し、消しては打ち。
とても長い長いスペースの余白。
そんな時に想い浮かぶのは、いつも君。
…どうして。
1/4/2026, 6:08:55 PM
幸せとは
「とうとう、この時が来た」
「踏み出す、最高のタイミングを得た」
「私は、前後左右上下を選ぶことができる」
「眼前に遮るものは何ひとつない」
大きく腕を広げる。
私は「前」を選んだ。
とてつもない重力と切り裂く風とともに、私は落下した。