By この世界から消えてしまいたい日。





苦しくて、辛くて、

でも表には出せなくて、

なんでこんなに苦労してまで存在してるんだろうって、

何度も思う。

消えたい。消えたい。消えてなくなってしまいたい。

あとかともなく何事も無かったかのように。

『形の無いものになりたい。』

"麦わら帽子"

に触れる君のその手を掴み、

こう言った…

『この狭い世界から逃げ出してみない ？』

人間は泡と同じく脆く、弱く、儚い。

しかしそれでも上へ上へ

少しでも高く登ろうとする姿は

何よりも"かっこいい"と思わない？