1年前の私は今の私と何も変わらない。
大きな出来事も全くなかった。
私は1年前と変わらない日常を送っている。変わらない
日常を送っていたら1年前も今の私も変わらない。
変わろうとするから人は変われる、そう思う。
だって、変わろうとしていないから私は変わっていない
から。
彼女には好きな本がたくさんある。でも、彼女はどんな本でもすぐに飽きてしまう。3日坊主というやつだ。
そんなある日、彼女はまた新しい本に出会う。
その本は飽きなかった。毎日毎日その本を読んでいる。
なぜなら、その本には毎日新しいことが書かれているからだ。
これは私にとっては日記、だが、なんにでも飽きてしまう彼女にとっては大好きな飽きない本になるのだ。
好き嫌いって誰にでもあるよね。
味、匂い、感触、理由も人それぞれ。
でも、食品ロスを減らすのも大事。世界には私達のよう
にお腹いっぱい食べれる人達が少ない国もあるから。
そう考えるとお腹いっぱい食べれるって有り難いこと
なんだなって思った。
私も嫌いな食品があっても少しでも多く食べ、頂きま
す、ご馳走様でした、を忘れず言うようにしたい。
はぁ、俺の人生最悪なことばかりだ。今日はなんか車に轢かれそうになった。
公園で子供達が遊んでいる。俺もあんな風に遊んでたのかな。だが、俺にはなぜか家族や幼少期の記憶がなかった。記憶喪失だと割り切っている、割り切るしかない、何も思い出せないから。
今日もぼーっとしながら散歩をしていたらいつの間にか家に着いていた。辺りはもうすっかり暗くなっている。
家に着いた後俺はすぐにベッドへダイブした。
なんだか今日はすっごく眠………
はぁ、俺の人生最悪なことばかりだ。今日はなんか車に轢かれそうになった。
公園で子供達が遊んでいる……あれ?なんかこの光景見た事あるような気がする。ま、いっか。
「好きです。僕と付き合ってください!!」
「……ごめんなさい。私好きな人いないの。」
その言葉を聞いた時僕は絶望した。好きな人がいないということは僕のことも好きじゃないってことだ。
「そっか。ごめん。」
僕は逃げてしまった。悲しくて悲しくて仕方がなかった。家に帰ったあとこのことを親友に話した。
最初は酷いなそれって言ってくれたけど事情を詳しく話していくと黙ってしまった。
「……」
「……」
しばらく沈黙が続いた。やっぱりこれは僕の問題だしな、自分で解決しないと。
「聞いてくれてありがとう後は自分で…」
「待てよ。話を聞いたあたりお前が好きなやつはお前を嫌っている訳じゃなさそうだ。」
「ほへ?」
親友はお前そういうところあるよなと笑いだした。好きでこんなとぼけ方してる訳じゃないんだが。あと、彼女が僕のこと嫌ってないってどういうことだろう。
「その子は好きな子がいないってだけだろ?まだチャンスはある。」
あっ、そうか。好きな人がいないってことはこれから僕のことを好きになってもらえるよう努力すればいいんだ。僕、馬鹿だな。
「ありがとう。僕これから頑張ってみるよ。」
絶対あの子を好きにさせる、と星の綺麗な夜空に誓った。