すれ違い
友達に言い過ぎてしまった。通信制の高校に通う私は今年の秋のスクーリングで夜、みんなと一緒にトランプをした。隣に座る友達の手札が見えたから一緒にやっていた男子がその子の手札を言ったんだ。私も面白くなって一緒になってその子の手札を声に出して言ってたら友達が泣き出した。
「もう嫌だ」と友達は涙を流してそう言った。「だって考えてやってるのに2人とも私の手札を言ってくるんだもん………。もうやりたくない!」と友達はそう言った。その瞬間、深い後悔が私を襲った。ちょっとしたからかいのつもりだった、しかし面白くなってしまい、調子に乗りすぎてしまった。その後に先生がやってきてひどく叱られた。
何気ないからかいのつもりでも、時には相手をを傷つけてしまうことがあるってあの時痛いほど実感した。その後で友達にごめんねと謝った。これからは本当に気をつけようと思った。
忘れたくても忘れられない
忘れたくても忘れられない
あなたと過ごした日々
楽しかったあの日々
あなたといた時はとっても楽しかった
それなのに………
あなたは突然私を振った。
何故かわからないけれど突然別れ話を切り出した
あの日から私はずっと泣いてるよ
あなたの事を思って泣いてるよ
あなたの事が忘れたくても忘れられないから
子供のように
いつまでも子供じゃないのよ?ってお母さんに言われたことがある。いつまでも子供じゃない、つまり成長しなきゃいけないって事。お母さんにそう言われてから、いつまでも子供のように甘えられるわけではないんだなと強く感じた。
でも、もしいつまでも子供のままでいられたらどうだろう?ずっと親に甘えられるってそう思う人もいるかも知れないけれど私はそうは思わない。いつまでも子供のままでいられるのは、嬉しい反面いつまでも独り立ち出来ないという事だから。つまり親に大変な思いをさせてしまうという事になるのだ。
私は、いつまでも子供じゃないのよ?って言われてから少しずつ自立できるように頑張ろうと思うようになった。そして親に沢山迷惑をかけてしまった分ちゃんと親孝行をして恩返しをしようと思う。
涙の理由
ふと君のとこを思い出した。君とLINEでのやり取りをしなくなってから何年経ったんだろう。
あの日のこと僕は今でも昨日の事のようにはっきり覚えてる。君は突然連絡をしなくなった、LINEをしても既読がつかない。僕は毎日、既読のつかないメッセージを見てはため息ばかりついてる。何かあったのかなと不安になる。
そういえば君は学校でいじめられていたね、僕は君が流した涙を忘れない。助けてほしそうな顔で僕に何かを訴えようとしていた君、僕は巻き込まれたくなかったから知らないフリをしていたんだ。思えば君と連絡しなくなったのはあの日からだったような気がする。僕は後悔の念に駆られた。なんであの時知らんぷりしたんだろう、情けなくて自分に腹が立った。
もしもう一度君と連絡出来るなら僕は迷わずこう言うだろう。あの時はごめんね、もう絶対に君を一人にしないから。
過ぎた日を思う
「そういえばもうすぐ17歳になるんだな」9月の下旬になった時にふと、そう思った。10月が誕生日の私はもうすぐ17歳になる。来年は高校三年生で進路に関わる時期になる。誕生日が近づくにつれて私は生まれた時から17歳になるまでの思い出を振り返っていた。
私は幼い頃から人見知りで人と関わることが苦手だった。自分の気持ちを上手く伝えるのが苦手だった。だから新しい環境に慣れるまでにすごく時間がかかったし、自分が辛いなとか苦しいなって思う時も誰かに気持ちを伝えることが出来なかった。でも新しい環境もそのうち慣れるだろうとか、自分の気持ちもそのうち上手く伝えられるようになるって自分に言い聞かせていた。
だけど年齢を重ねるにつれて人と関わる中でそれは違うんじゃないかとかおかしいよなって違和感を感じる事が多くなって人と関わる事が怖くなっていった。次第になんのために生きてるのかさえもわからなくなっていった。
でもこの17年間頑張って来れたのは両親や学校の先生とか色々な人と関わってこそだって思うようになった。だから常に感謝の気持を忘れずにしたいと思う。これからも辛いなとしんどいって思う事もあるかもしれないけれど自分らしくいる事、周りの人への感謝を忘れずに頑張りたいと思う