静寂に包まれた部屋
静寂に包まれた部屋でふと考えた。
君がいた頃の日々を、楽しかったあの頃を。
君が夢に向かって上京を決意したあの日から何年経っただろう。
君が上京すると言った日、私は寂しくてたまらなかった。だけど君が決めた事だから精一杯応援しようと思った。そして君が上京する日の朝、去ってゆく君の背中に私はそっと頑張れって言った。
あの日から元気かなって、時々君の事を思い出す。元気だよねきっと。私は君が夢に向かって頑張る姿をずっと応援してるよ、辛くなったらいつでも戻っておいでね
別れ際に
さよならまたね!
そう言って笑顔で去っていった君
まさかあの会話が最後になるなんて。
私を置いてあなたは一人空の上に行ってしまった。酷いよ、もっとあなたと一緒に過ごしていたかったのに。
でも、もう大丈夫。
今日もあなたが空の上から見守ってくれていると信じてるから。ありがとう
窓から見える景色
窓から見える景色。
暗闇に光る無数の星を見上げて君は何を思うのだろう?そっと息を吸ってみた、心のなかに閉じ込めていた何かが疼いた。もう一度君に会いたい。叶わぬ願いだとわかっているけれどその想いは今も消えないままでいる。
この無数の星が君にも見えていますように
ジャングルジム
小さい頃はジャングルジムのある公園が大好きだった。ジャングルジムの上まで登って降りられなくなって泣いた事もあった。そうするとお父さんが来て私を抱き上げておろしてくれた。
今となってはとても恥ずかしい思い出だ。その公園はいつも夕方になると音楽が流れて、その音楽が聴きたくて毎日のように公園に通った。
そんな幼き日々を楽しかったなと思う今この頃
声が聞こえる 詩
耳を澄ますと声が聞こえる
人々の笑い声や泣き声
あるいは嘆く声や悲鳴
世界中から色んな声が聞こえる
核なき世界の実現に向けて
私達に出来る事は?
世界中から聞こえる声に
耳を澄ませる
一人一人の行動が
世界を変えると僕は思う