君の目を見つめると……特に何も起きない。君の目を見たところで僕に感情の揺らぎは発生しないし、考えが変わることも無い。そもそも、君に大して興味も無いですし。
ああ、安心してくださいね、君だけではなく、僕は大抵の人に個人的な興味が無い。例に漏れずというだけなので、お気になさらず。
大丈夫大丈夫、興味が無いからって投げ出すわけじゃないですから、落ち着いて。だって僕の興味の有無と、君が支払う報酬の額に相関はないでしょう?
目を見れば分かりますよ。君は今本気で助かりたいと望んでいるし、そのためならどんな対価も支払う気でいる。素晴らしい。
その熱意に応えましょう。今この世界で、僕しか頼れない君の助けになって差し上げます。
ですから君が救われたその暁には……分かっていますね?
お題:君の目を見つめると
う〜わ、星すげぇキレ〜……
……なんて、ちょっと呑気すぎか? いやいや、呑気なのは俺の長所だろ。楽天家、享楽主義、なんとかなる精神! あと本当になんとかなる強運!
ただちょっと……今日は寒すぎるかも。まさか今日家に帰れなくなるとは思わなかったから、生憎ものすごく軽装備だし。元々服なんてそんなに持ってないのに、尚軽装備。もう既に、満天の星空で綺麗だなというよりも、寒空よ勘弁してくれという方が近い。
どうしよう、誰かのとこに押しかけようかな。でも門前払いが目に見えてるな。ダメ元で行くだけ行ってみる? 「家の前にコワい人たちがいたから入るの諦めました」なんて言ったら呆れられそうだけど。呆れられるのは別にいいんだけど、お情けももらえなさそうなのがちょっとな。
ま、いいや、なんとかなるだろ。とりあえず、雨風しのげるところだけ探すか。屋根と壁さえあれば、この際なんでもいいし。一晩くらい大丈夫に決まってる。明日のことは、また明日考えよう。
ちょっと、いやかなり寒いけど、たまには星空とも一晩ご一緒してやるよ。
お題:星空の下で
お前が俺から離れるってんならそれもいいと思った。だってそっちの方がお前のためには良いんだから。
いや勘違いしないで欲しいんだが、もちろん俺だって別に離れたいワケじゃない。でも、そういう機会が来たんだったら乗らなきゃならないと、俺の矜恃はそう言うんだよ。口先じゃないと証明しよう。「より良い人生を」なんて、行動が伴わなきゃウザいだけだろ。
喧嘩別れでも、自然消滅でもいい、この際。蒸発して雲隠れって手もあるか。どうにでもできる。
お前は反発するかな。嫌がってくれるかな。離れたくないと怒ってくれるだろうか。そうだといいな。
でもそうじゃなかったらもっといい。忘れられるなら上手く忘れて生きてほしい。お前のためならそれでいい。
では俺は? ここからは俺の話。俺は本当に、"それでいい"?
お題:それでいい
※書きかけ
1個ちょうだいと言ったら、きっとあなたは1番美味しい部分を俺の皿に載せるんだろうね。しかも1つに留まらず、あれもこれもといくつも美味しい部分を俺に分け与えるのだろう。
でもそんなんじゃあなたの皿に残るのは辛いのと苦いのばかりだから、俺は自分で作った精一杯の美味しいのを一生懸命載せ返してる。どうか報われますように。
お題:1つだけ
※書きかけ
大切なものはたくさんある。けど、そのどれもをちゃんと大切にできているかと言われると、到底そんな自信はない。
大切にしたいものが多すぎて、どれも大切にしようとして、あれもこれもと両の手に抱えた。気付けば、入り切らなかった分がいつの間にかこぼれ落ちていた。何度も大切なものに傷をつけて、何度も失敗してようやく、自分は全てを抱え切れる器じゃないのだと気付いた。
お題:大切なもの