くるすけ

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10/14/2024, 11:45:29 AM

『高く高く』

子供の頃、
じいちゃんと従兄弟と
河原で凧揚げをするのが、
正月の三が日が過ぎてからの
恒例のイベントだった。

高く上がるように
二巻の凧糸を繋いで長くして
風に乗せて
上へ上へと
糸を操り凧を風へと導く

高く上がると落ちたらどうしようと
不安になりながら
ゆらゆら動く凧のバランスを保ちながら
糸を引っ張ったり
糸を緩めたり

青空に
誰が一番高く揚げられるのがと
競ったのを思い出す。

今では
凧揚げも
自由にできない社会に
なってしまい寂しい。

10/5/2024, 11:22:52 AM

『星座』

昔の人は
想像力が
豊かだったんですね。

だって
それぞれが何万光年以上離れているもの同士を
点と点を繋いで
何かで例えてしまうのだから。

わたしは
あの星と星が、何座のどの部分かなんて
未だにわからない。
かろうじてわかるのは
柄杓とオリオンのベルトくらいかな。笑



9/30/2024, 10:29:00 PM

『きっと明日も』

きっと明日も、天気は優れないだろう

きっと明日も、忙しいだろう
きっと明日も、予定が狂うだろう
きっと明日も、疲れるだろう
きっと明日も、帰りが遅くなるだろう

でも
きっと明日も、普段と変わらず平凡で平和な一日であるのは、良いことだろう。

9/30/2024, 3:16:32 AM

『静寂に包まれた部屋』


実家を出てから10年ほどしたとき、
両親が旅行に行くので実家の空気の入れ替えを頼まれた。

そのため、久しぶりに一人で
実家に泊まることにした。

思い返すと
いつも家に帰ると誰かのいる空間だった。

主が居ないだけで
家がひっそりと静まり返る。

いつもは古めかしくて懐かしい雰囲気が
生活音の無い今宵は、
家の明かりの灯らない暗闇から不気味な雰囲気か漂ってくる。

会話が無くても
喧嘩していても
誰かが傍に居てくれることが
とても心強いことだと思った。


9/23/2024, 4:36:40 AM

『声が聞こえる』

私を呼ぶ声が聞こえる
相手が名乗ったり、
姿を見たり、
ディスプレイの表示を見ることで
誰が呼んでいるのかを認識している。 

もし、目が見えなくなったら
自分は誰と話しているのかを
認識することができるのだろうか。

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