暮みちる

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10/31/2025, 10:17:18 AM

「光と影」

光をちょうだい
光だけちょうだい
もっともっと
まぶしい光を
目も開けていられない
圧倒的な光を

全てをさらす光の中で
愛しあって
溶けあって
わたしたちは
さいごには
光になる
光になるから

*光を求め過ぎることのあるいは狂気、あるいは救いという影

10/30/2025, 10:04:57 AM

「そして、」

そして、人々はもう春を待ち始めている

10/29/2025, 11:15:12 AM

「tiny love 」

はつ恋は8歳のとき
でも思春期前のその想いは
多分恋とは名付けられなくて
ひとつ年上のやさしいきみに
あわいあこがれをもち
小柄なきみより背の高いことが
なんだか嫌で
背中を丸めるようになった
ねえ あんなにちいさなちいさな
恋とも呼べない気持ちだったのに
私はいまだに猫背がなおらない

10/28/2025, 10:41:04 AM

「おもてなし」

わたしが小さい頃、両親が家族の友人たちふたりを夕食に招いたことがある。
わたしたちも決してゆとりある生活ではなかったが、
彼女たちはもっと慎ましい生活をしていた。
彼女たちの1人が私に「はい、おみやげ」と言って何かをわたしの手に持たせた。
絵のついたミニポケットティッシュひとつと髪の毛をしばるゴムひとつ。
幼いわたしにも、その「おみやげ」がぜんぜん高価でないことはすぐにわかった。
それでも、なぜかわたしはとても嬉しかった。
豪華なチョコレートの缶や綺麗なハンカチをもらっていたらきっとそのことを数年後には忘れていたかもしれない。
でも、彼女のおみやげは、数十年経った今でも心に残っている。

10/27/2025, 11:09:13 AM

「消えない焔」


誰かが あなたを憶えている限り

あなたが消えても 消えることのないもの

それが焔 

消えない焔

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