手を取り合って
手を取り合って 助け合ってね
みんなそう言うけど、しょうもないことで戦争を起こすような人間が
手を取り合って 助け合えるわけないと思ってる。
「ほら、そんなこと言わないでさー
早く行くよー?」
そんな彼女の声で僕は、そんなことないのかな、と前向きに考えたりもしたし、実際どうなの?と悩んだりもした。
優越感、劣等感
A「いつも教室の隅で本を読んでる
あの子、劣等感まみれだとしか
思わなーいwww34人もいるこのクラスで1人とかマジ無理ー!ああいうのは、マジでクラスにいらなーいwww」
B(いつも教室で笑いあって悪口を言い、優越感に浸るあの人は劣等感まみれだとしか思わない。無理して周りに合わせて何が楽しいの?悪口を言い合って、そんなのとつるむなら、私は1人でいい。)
A(いつも教室の隅で本を読んでるあの子、優越感に浸って居るんだろうな、無理して人に合わせなくていいし、悪口を言い合って、それに合わせることもない。)
B(でもいつも教室で笑いあっていて楽しそう、私も友達が欲しかったな、)
A B『あの子になりたい。』
これまでずっと
これまでずっと我慢してた。
溶けてしまうようなこんな毎日に、
そろそろ嫌気がさしてきた。
こんな毎日飽きてきて
流れてくるしょっぱい水は、我慢の
限界を超えている証。
誰か助けて、、、、
汗が流れ落ちるこの暑い毎日から誰か救って!!
[1件のLINE]
LINEのアイコンに赤い1と書かれた印が出た。
【あんた、ひとりで大丈夫なの?】
それは実家のかーちゃんからのLINE。
俺はついこの前上京してきた。
思いのほかかーちゃんもとーちゃん、賛成してくれて、驚きだったなぁ、
なんて余韻に浸りながら、
【大丈夫だよ笑かーちゃんも気を付けてね】なんて返信をし、俺は寝っ転がりながらスマホをぽん、と置き、
少し寂しい気持ちにもなった。
【目が覚めると⠀】
?「これは5億年ボタンだよ。これを押せば100万円が手に入る。しかし、何も無い空間で5億年間過ごさなければならない。でも、5億年間の記憶は消える。押すかい?」
A「はい!押します!」
ポチッ
目が覚めた。 暗かった。
ここはどこだ?
何も無い空間に俺は閉じ込められた。
ああ、?の言ってた通りだ、、
チャリン
?「さあ、100万円だよ。」
A 「やったあ!ボタンを押すだけ で100万円が貰えるなんて!」
A「もっと欲しいな!いっぱい押しちゃえ!」
ポチポチポチポチポチポチッ