さよならじゃなくて

またね。

がいいね。

少し熱いとさ、

少しだけだから、

あんまりしんどくないから

寂しくなるんだよね。

太陽の下で

君はどんな顔をして

どんな感情をもって

生きてるのかな？

ksi





全てに見捨てられた

少女は

ひとりぼっちで泣いてました。

僕の幼馴染みです。




誰よりも強がりで

泣くことを嫌う

僕を助けてくれたヒーローです。




普通は立場が逆で気持ち悪いと言う

けれど、少女だけは味方でした。

うれしかったよ、





裏表のない

素敵な少女に僕は惚れてました

けれど、そんな性格の少女は

もててました。


当然です。

だって、僕のヒーローだからー

誰よりも強がりな少女に

いいえ、貴女に惚れました。

ねぇ、僕のものになってください

なんて、言えるはずもない

僕の言葉です。

ほっといてください。


その言葉を残して僕は

少女の目の前から消えました。


それが、よいと思ったから。







帰ってきたら

貴女は泣いてました。

なぜ泣いてるの？

いわない。



…ごめんね。目の前から消えて。

でも、それがよいと思ったんだ。

それが、君にとって一番だと。




それから、しばらくして

少女はこの世からきえました

ひとりで決めて

君はあの世に行きました





僕のせいかな？




ごめんね。君の力になれなくて…




僕のヒーローは

女の子でした。

やっぱり、僕が守るべきでした。


その場から逃げず。


ごめんなさい。

ごめんなさい。


ごめんなさい…。

どんどん自分に自信がなくなってくる

どうすれば良い？




ずっと空気を読んでいれば

『私』は消える…。

けれど、空気を読んでいないと

『私』は変わり者…。



だって、周りと違う意見をもっている人だから。



でも、みんな違う意見をもっているはずなのに…。


違う意見をもち過ごす事は

別に変ではないはずなのにね…。



そのはずなのに、

趣味やしてる事やりたい事が違えば

『私』は仲間はずれ。

『私』＝『変わり者』で

私のちっぽけな世界では

視線が痛く冷たくて…。

別に暖かい視線をもらえるだなんて

思ってないけど…。

冷たい視線は私を傷つける物で…。






ずっと諦めてればよいと思っていた。

『変わり者』でよいと…。


でも、自分のしたい事のために

みんながしてる事をしない…

『出来ない』…。





それは…



それは…『変わり者』ですか？





自分がしたい事をするそのために

出来ない事が出てくるのは

仕方の無いことで

それが…たとえ…



『私』が＝『嫌われもの』


になる行いでも



私は『私』をつらぬいただけ…。




そう…

私は私のしたい事をするために…。



将来の夢に繋がる切符をつかむために

周りの評価を犠牲にしたの…。








大人は言います

『夢があるっていいね』


けれど、

私からすれば

夢をもっていても

『私』は『変わり者』で

『変わり者』を貫けば貫くほど

私のしている事は理解されにくくなり、

『ひとりぼっち』になる。

『ひとりぼっち』になれば、

自然とそのうち

『嫌われる』…


嫌われてなくても

その感情に近いものをもたれる。






ねぇ、世界で生きてる皆さんに問います。





『変わり者は嫌いですか？』






『変わり者はダメですか？』










きっと、いままでの私は


周りの評価だなんて気にしなくていい


それを肝に命じて生きてきた。


だって、私のしている事は

理解されにくいから。

理解してもらおうと思っても

私の立場にならなければ

わからないことがあるから。


今までの


自分の好きな事をするために

必要であった犠牲。




『変わり者』である犠牲＝『嫌われる』に近い犠牲




それを耐えることは…。

それは、きっと間違ってなかったと思う。

別にそれを間違いだとは思わない。




けれど、疲れたのね。

その環境に。






自分のしたいことのための


犠牲にたえられなかったのね。








ねぇ、私は

どうすれば良かった？


このまま


『変わりもの』


でいることを当たり前とすれば良い？




ねぇ…。