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1/28/2026, 10:20:30 AM

. 街へ



歩道橋の上、白い息が生きていることを知らせてくれている。

「こんな寒い日に、お前なんて格好してんだ?」
ゴミが散乱する部屋、コンビニ裏のゴミ箱、無人販売所、スーパーのバックヤード、そんな、そんな世界しか知らなかったの。

初めて乗った大きな車は、冷たい空気を纏いながら大きな街へ走り出す
あの日、丸まった私に声をかけた貴方が、手を引いてくれた貴方が、私の世界を広げてくれたの。

1/26/2026, 8:02:09 AM

. 安心と不安



舞台袖で見える景色に、今にも、口から心臓が飛び出そうで、心臓の動きが周りから見えているんじゃないかと思えてきた。

踏み出した足  浴びるスポットライトの温かさ
逸る鼓動は、教えてくれている
あぁ、私は、今生きている!

1/21/2026, 4:52:31 PM

. 特別な夜



今日のために買ったハイヒールも、耳で煌びやかに光るピアスも、あの高いパックもして、いつもと違う香水をかけて鏡の前でくるりと回る。

ねぇ 今日の私は、
もうきっと、貴方のモノになれないあなただけの物よ!

1/9/2026, 9:41:14 AM

. 色とりどり



思い出せば思い出すほど、君のおかげで僕の人生はまるで虹色で。
告白した時の君の照れた顔は真っ赤で、君が初めて作ってくれたハンバーグは真っ黒で、共に囲んだ食卓は暖かい色味で、君の指に嵌めたお揃いの指輪は銀色で、今目の前でベールを被る君は、真っ白なのに、今まで見てきたどの色たちより 輝いている。

1/4/2026, 4:15:03 PM

. 幸せとは



最後に残るのが誇りじゃなくても、後悔だけじゃなかったと気づくこと。

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