放課後、
教室の窓から
好きな人がサッカーをしている。
そんな学生時代の温かい時間。
少し生成りになったカーテンの匂い、
遠くから見るだけで幸せだった感覚、
私の青春。
我ながら、良い時代に産まれてきたなぁ、と思う。
スマホに縛られる事もなく、
「今」その瞬間を大事に生きていた。
大人になった今も、
その感覚を思い出して大事にしたい。
【放課後】
母はインテリアが好きで、
カーテンや家具も全部 母の好みで、
いつもお花を飾ってて、
季節ごとに、
家の空間に、
四季を感じさせてくれた。
母が亡くなり、
母の好みに囲まれて、
あなたが居てくれた日々を、
家中に感じてる。
素敵なカーテンを見て
いつも思い出してるよ!
素敵な思い出を残してくれて
ありがとう。
【カーテン】
多くの人が悲しみを思い出す、
「涙」
胸に何かが込み上げてくる、
あの「何か」は一体何だろう?
その何かが首から顔へと込み上げてきて、
目から涙がポロポロとこぼれ出す。
あの何かをは「苦しみ」なんじゃないかな。
身体は内側から苦しみを出そうとして、
涙と一緒に出しているのかもしれない。
じゃあ、嬉し涙は一体何が出ているのだろう。
嬉しい時も胸が締め付けられる。
苦しみも喜びも身体は同じ様に
受け止めているのだろうか?
どうせ流すなら、
嬉しい喜びの「涙」を流せる人生が良いな。
【涙の理由】
心踊る時、
それは願いが叶った時や、
嬉しい事があった時。
日本語はとても不思議で素晴らしい。
心が躍っていると表現した
最初の日本人は、
なんて感性が豊かな人だったんだろう。
日本人に産まれて良かったと、
今、ココロオドル。
【ココロオドル】
「力」じゃなく、
「愛」を込めて、
お菓子を焼いたり、
誰かを思ってお料理を作ったり、
加工品より手料理が美味しいのは、
きっと「愛」が込められているから。
愛は目に見えないけれど、
私達は愛を感じる事ができる。
匂いも形も何もないのに、
私達は「心」という感覚を使って、
きちんと「愛」を受け取っている。
【力を込めて】