ないものねだりするより
少しでも理想に近づけるようにできることをしたり
自分がすでにできることを伸ばそう
ないものよりあるものに目を向けて
あなたも人にないものをもっていることを忘れないで
たまに酔っ払うと冗談で「すきー」と言ってくるアイツ
その度に「ありがと~」と受け流す私
恋愛的な好きじゃないのに私じゃなかったら勘違いする子だっているんだから気をつけろよ、と心のなかで忠告する
そしてまた「すきー」と忘れた頃に言ってくるアイツ
ペットが飼い主に懐いてる感覚だから
大事な友達だし変に意識しないようにしてた
いつもの仲のいい三人で飲んでたある日
喋りながら二件目に向かってる最中、隣のアイツが手を繋いできた
私の反対側には何も気づかず喋り続けるもう一人
驚いて、手を繋いできた隣のアイツをチラッと見ると
何事もないように前を見て喋ってるのを見て自分も平静を装う
でも意識も神経も全部繋がれた手に持っていかれて
何を話していたのかも覚えてなくて
少しだけ握り返したのは覚えてる
二件目に着いた瞬間、手は離れて
そのあとはまた普通に楽しんで解散した。
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当時のことを「あの時すごいドキドキした」って
教えてくれる旦那が可愛い
誰もいない家で熱を出した
起き上がっているのも苦しくて
ずっと寝続けることもできなくて
ただ布団で横になるしかできない
目を閉じると雨のポツポツした音が聞こえる
目を開けても雨のポツポツした音は変わらない
そこだけ世界が切り取られたような薄暗く閉鎖的な空間
こんなに私は辛いのに
みんなは変わらない日常を過ごしていると思うと
外から聞こえるはずの雨は、この空間だけなのではないか
ほんとうはみんなが過ごしてる外は晴れてるのではないか
淋しさが一層増すので早く晴れた青空を感じたい
あの暖かさが恋しい
...ところにより雨
特別な存在に順位をつけることはできないししたくない
よくある例え話になるが
大事な二人が助けを求めている、どちらか一方しか助けることはできない
これに対して悩むなんてことはせずに
二人とも必ず助けると我が儘を貫けるようながむしゃらな人になりたい
こだわりが少なく人の好みに合わせがちだからこそ
ここぞという場面ではしっかり自分を出せるように心構えをしておきたい
特別な存在と自分の想いを守るために