9/15/2025, 11:30:20 AM
「貴女と出会えて、本当に幸せだった」
最期にそう言って瞳を閉じた貴方は
誰よりも安らかな眠りについただろう
悲しみに暮れる私の心も知らないで
ひとりで先にいってしまうなんて
でも、立ち止まっている時間はない
貴方が残してくれた約束を
必ず果たしてみせるから
だから、貴方が望んだ彼の地に辿り着いたその時は
きっと私を迎えに来てくださいね
9/13/2025, 6:23:55 PM
貴女の心臓が止まった日から
私の心は空っぽになってしまった
この空白を埋めるには
貴女の言葉が必要なのに
貴女はもうどこにもいない
9/12/2025, 4:57:10 PM
前を向いて、未来を見据えていて
どんなに苦しい世界にいても
台風が過ぎ去って光が射した時
貴方は何よりも美しいものを見る
そう言って私を勇気づけた貴女は
どうして何も言わずに闇の中へ
ひとりで落ちてしまったのだろう
9/9/2025, 4:53:56 PM
ずっと貴方が好きだった
でも、気づいてしまったの
私は恋というフィルター越しでしか
貴方を見ていなかったんだって
本当の貴方を知らなかった
だから、どんなに恋しく思っても
最後まで貴方を愛せなかった
8/27/2025, 2:09:24 AM
もう私に関わらないでくれ
そう言って貴女の心を傷つけた
うんざりしていたんだ
貴女の顔を見るのも嫌だった
それから幾度かの夜を越えて
貴女を忘れかけていた時のこと
ある一通の手紙が届いた
読むと、貴女からの手紙だった
そこには、今までの謝罪と
不治の病で眠りにつくことが
弱々しい字で書かれていた
私はそれを読み終えると
素足のままで駆け出した
貴女はもうどこにもいないのに