9/23/2024, 3:23:57 PM
いちばん真ん中のいちばん下。
ボサボサになった木々の間、ちょうど鬱蒼とした葉が開けた場所に立つジャングルジムが秘密基地。
そのまま真上を見上げると真四角に切り取られた空が見えて、ほっと息を吐く。
上からぽつ、と雨が落ちてきた。
晩ご飯の献立を巡らせながら、落ちたランドセルをがさつに拾い上げて背中で揺らした。
9/9/2024, 10:27:05 AM
世界に一つだけのものと連想して思いつくものは枚挙に暇がない。
ひとつ、殊更に平穏な、世界に一つだけの性質を持つものがある。
それは犬の鼻紋なのである。
9/7/2024, 3:18:12 AM
古来、時を感じるには空を見上げた
近代、時間を感じるには壁を見た
現代、時刻を確認するには下を向く