裏切り者
私は知っていた
あの子が私に対してあんな感情を抱いてたことも
私は知っている
あの子の寿命はそこまで長くない事を
気づいていたからこそ、私はあの子が大人になったら
一緒にお酒を飲もう、と約束した
私は、あの子の事をそこまで知りたくないし
気づきたくなかったのかもしれない
行かないで、と願ったのに
あの子は大人になれなかった
私はあの人が憎い
あの人のためなら
小指だって切れる 自分の命だって捨てられる。
あの人に私の全ての人生を捧げた
昔あの人はずっと愛していた女性がいた、私はそいつが気
に食わなかった。人に愛される努力もせずただあの人に愛
されていた愚か者で、そいつは性格が良くないためよく嫌
われていた。私はその性格は嫌いではないけれど、ただ
立場が気に入らなかった
あの人には内緒にしながら、友達にあいつの家を教えても
らった。本当に憎くて憎くて仕方がなかった
そして、
私は油とマッチを手に持ちあいつの家へ向かった
終わらない問い
問うことに対して意味が無いと感じていたが
それは間違えではなくて、知らなければいけない事も、知
ってしまった事も、自分自身の為となることだってある
それと反対に心を傷つけられることだってある。
好奇心は人の人生を動かし
それを死まで追い詰めることだってある。
なら何故人はそんなにも秘密を知りたがるのか
それでも知りたくて知りたくて仕方がない私は愚者のまま
予感
貴方は私のそばから去っていく
分かってる
人は経てばどこかへゆくと
分かっている
そんなこと良く考えなくても分かることであってそれに恐
怖を感じていることも
私は分かっていたのかも知れない
貴方は私のその恐怖を超えたその先に答えがあることを私
に伝えてくれていたのかもしれない
君が紡ぐ歌
その歌声は素敵。
だけれど時々その声に憎しみを感じる
1番大切な人の大好きな声だからこそ、なによりも1番腹が
立つ。気持ちのこもった声で誰かに向けて歌っているよう
に見えるのです
私以外に気持ちを向けているあなたの声が気に食わない
貴方のその素敵な声を無くしたい