【君と最後に会った日】
あれが最後だとは思っていなくて…
最後の会話はなんとなく覚えている
でも詳細までは、はっきりしない
なんて台詞を吐いたっけ?
数年経って少し大人になり
決心ついて話したいと思った時では遅かったよ
もう繋がる事がないとわかって悲しくて
後悔して…
生きてると
後悔の連続で…
なんで人は後悔ばかりが鮮明なんだろう
学ぶ為?
学ぶこともあるけれど
傷ばかりが深くなる
【日常】
日常が平穏とは限らないと思う
日常が平穏だと感じてる人は
どのくらいいるのだろう
多忙が平穏?
イライラやモヤっとする毎日は平穏?
特別な日
誕生日
記念日
…それらの日にも変わらない1日を過ごす
この流れを平穏と呼ぶのだろうか
この日常から解放されたい
今の日常は 抜け出したい日常だと思う
そんな日常の中で
生きてる価値やその先を手にしたくて
わずかな光に手をのばして気持ちを上げてく
そういう毎日を送っている
【あなたがいたから】
あなたがいたから 抜け出せた
あなたがいたから 助かった
あなたがいたから 諦めなかった
あなたがいたから…
あなたは気づいていなくても
あなたがいたから 今の私がある
【相合傘】
1人は自転車
その隣を並んで歩く
ポツポツ降り出した雨に
並んで歩く1人が そっと傘を2人の間にさす
外に出ると雨
帰宅までは降られないと思ってたんだけど…
後ろからそっと声をかけられ
『駅まで入る?』
そう言って、広げた傘の片側を空けてくれた
優しく降る雨の中、たわいもない会話をしながら
駅へと向かう
いつかの雨の日の出来事
相合傘の思い出
【あいまいな空】
夜、空を見上げると
上を見上げるからか 気持ちがフワァと
解き放たれるかの様に軽くなる感じがする
朝、空を見て
どんよりしていると
空気も澱んで感じる
気持ちまで澱む…
雲一つ無い空を見て
気持ちも晴れやかになる
優しい雲が広がる空を見て
気持ちまで丸くなる
ふと空を見て
その空の様子に心が左右されるんだ
だからお願い
大事な日や落ち込んだ後の空は
どうか気持ちが明るくなれる空であってほしい
あいまいな空は
気持ちまで複雑にされるから
スッキリした1日で過ごさせて