お題「君からのLINE」
前までは、9時にメッセージを送ったら数時間遅れて返してくれたよね。
返信遅れただけなのに、わざわざ謝ってくれる。
君の、そういう謙虚なところが好きです。
ネット恋愛だし、1週間に1、2回LINEする程度だったんだけど。
自分たちが1番長いけど、周りでもカップルが増えてきて、あの人が居ない寂しさが埋められなくなっちゃった。
俺、寂しがり屋だし、泣き虫だし、話すの得意じゃないし、ぎゅーしたいし、甘やかして欲しいし、、、
でもさ、周りはほんとに知らないから···
寂しいなんて言ったら、「お前、そんな感情あったの!?」って言われる。
自分は、そのグループ内で1番年下だし、その中での甘えんぼキャラの奴にも負けないくらい寂しがり屋だと思う。
愛して欲しい、優しくして、構って、でも許す範囲までしか近寄らないで、、何も悟らないで。
誰にも、何も悟られたくない。
だって、俺はみんなを支えなきゃいけないから。
だって、みんなを笑顔にしたいから。
だって、悟られたくないから。
それに、俺は年下として見られてないから。
ダメなのに、でも寂しさは溢れてきて。
だから、苦し紛れと言うかなんというか、、
あの人に、メッセージを、送ったの
雑談交えながら、、
「もう毎日話しかけていい?」って
重いって、思われちゃうかな、、、
嫌だって、言われたらどうしようって、、
そしたら
「でれないときは申し訳ないけど良いよ」って
心がパァってして、嬉しくて、嬉しくて。
それから毎日メッセージ送るけど、
毎回、10分もしない内に帰ってきて。
嬉しい、嬉しい、、、うれしいなぁ、、って。
受験生で忙しいだろうに、時間割いてくれてるんだって、、
君の、そういう優しいところ大好き。
毎日、君からメッセージが帰ってくる瞬間が待ち遠しくて、、
何話そうかなぁ、、なんて呑気に考えてます。
お題「踊るように」
水族館の水槽を泳ぎ回る魚たち。
まるで、踊っているように見えた。
美しくヒラヒラと舞い、隙を見せない姿、形。
当時の私の心を掻き立てた、美しい生物。
海洋生物だけではなくて。
花や草などの植物や、風なども同様だった。
私は、特に海月を愛していた。
その中でも、ミズクラゲが好きだった。
溶けて死んでしまうとか、脳がないからとか。
そういうことではなくて。
ただ、海月が漂う姿を見ていると、自分の心が静かになる気がしたから。
うるさい自分の言葉を、かき消してくれるような気がしたから。
ただ、一緒にいてくれる人が欲しかったのかもしれない。
ただ、話を聞いてくれる人が欲しかったのかもしれない。
でも、だからこそ、彼らの優しい舞に見とれてしまったのかもしれない。
言葉を、踊るように、かき消して。
お題「時を告げる」
昔から自分は、人に依存する癖があった。
だから、母や友人に依存していたんだと思う。
転校することが決まって、友達との別れを最後まで惜しんだ。だけど、時は私に言った。
「貴方は、この場に居ていい人間ではありません」
数年して、インターネットを通じて年上の友達が出来て仲良くなった。
だけれど、数カ月して連絡が通じなくなってしまったが、最後まで別れを惜しみ続けた。そんな私に、時は言った。
「もう、会うことはできませんよ」
そんなことが続いて、私は
少し大人になれたのか、それとも
ただ、諦めが付いただけなのか。
数年間ネットを続けていくうちに、大切な親友もできてきた。
しばらくしてくると、話す機会も少なくなり、その人にはより、大切な人ができた。
同時期に会った人々は皆そうだった。
正直、辛い。だけど、
時はもう、告げてはくれない。
私が、大人になったと、錯覚しているから。
本当は、まだ、子供なのに。
でも、このままでいても、腐れ縁以下になってしまう。
だから、もう、ここで終わりにしよう。
次は、私が時を告げる番なのだ。
だから、、、、
さよなら
お題「私の日記帳」
久しぶりに手を付ける四角い日記帳。
日記を付けたり、文字を書いたりするのは好きだ。
でも、、これは電子。電子の、日記。
ノートを日記に見立てたりすることもあった。
だけど、続かなかった。実際、電子の日記ですら続いてはいない。
今となっては、絶対に手書きは嫌だ。
続かないのは言うまでもなく、、。
字が汚くて、内容もまとまらない。
同じ様な、くだらないものばかりで、何にもならない。
そんな、醜い日記。
終いには、ビリビリに破いた。
炭と涙で、ぐしゃぐしゃだったから。
そんな、汚い日記。
何も上手くいかない。
それなのに、日記1つ上手く書けない。
腕が、頭が、記憶が無くなればいいのにとさえ思った。
醜く汚い日記帳は、もう、燃えました
お題「神様が舞い降りてきて、こう言った。」
今日、不思議な夢を見た。
気がついたら、車椅子を握っていた。
車椅子には、青緑の髪で病衣を纏った高校生くらいの男の子。
それと、携帯越しに車椅子の子と同い年くらいの男の子。
携帯越しの男の子に「病院を探せ!!!!!時間がないんだ」って言われて車椅子を押して走る羽目に。
締切は36分まで。今は、15分。
間に合わないと、車椅子の子が消えてしまってやり直しになる。
階段をふむと女神が歌ってくれる。
謎解きで、音階を何度も聞いて覚えてその音階を文字と合わせると病院の名前が出てくるとかいう難易度MAXなやつ。
1度、病院の名前を調べたら出てきた。
でも、夢の中だったからなのかすぐに忘れてしまった。
それに、どんなに走っても思い当たる病院の名前はない。
走って走って、疲れ果てた末、目が覚めた。
あの女神は、何と歌ったのだろう?
車椅子のあの子がとても美しい声をしていたのを、ただ覚えている。