お題「雫」
私は水に揺れる葉の様。
いつの間にか雨が降って、
その残り涙を流して、
何故泣いているのか、分からなくて。
そんな、毎日。
お題「何もいらない」
将来のことで不安になった。
両親にも将来のことで色々話は聞かされている。
2人は、俺の事を心配してくれている。
それは分かってる。
でも、人を信用出来ないから。
ごめんなさい。
本当は、夢も将来なりたいものもある。
でも、言えない。
だって、怖いから。
そんな嘘つきだったなんて知られたくない。
というか、いい子ぶってるかも。
あんたには何も話したくないだけだ。
気持ち悪い。
底辺の高校だろうが関係ない。
それどころか、どんなにいい高校に行こうがなれないかもしれない。
なんで、何がなんでもやらせるって言ったやつが俺の意思に任せるだなんて言うんだ。
そんな筋合いない。
あーあ、そんなんだから、お前を信用出来ない。
ごめん。これ、全部愚痴。
分からなかったらごめんね。
お題「無色の世界」
無色の世界。というか、真っ白な世界だったらいいなぁ、、なんて。
白も色だけれど、無色の世界って白黒のことを指すんだと思う。
周りはそんな世界、物足りないと思うんだろうな。
でも、俺からしたらとっても素敵な世界。
純白な世界。
俺たちがどんなに汚れようと、その世界の白さに塗りつぶされてしまえばいいんだ。
自分を表す色がなければ、自分なんて白いこの世界に溶けてしまえばいいんだ。
だから、溶けよう
感覚を無にして、感情を無色にして、目の前を真っ暗にして、頭は真っ白に。
脳みそも、臓器も、四肢も全部白で塗りつぶしたい
天国は、全てが真っ白でありますように。
そんな、無色の世界に逝きたい
お題「夢見る心」
ある夢を見た。
最初に見たのは鏡に映る自分と他人
妙に整った顔立ちのそれは至って自分とは思えなかった。
混乱しているこちらに一人の女性が
「貴方は選ばれました。おめでとうございます」と言う。
膝まである黒ストレート。質素な着物。
時が経つ毎に髪がだんだん白くなっていく。
持って3年。自分の血は特別だと言われた
そんな夢を3回見た
一回目は周りの普通に生きられる女の子と自分を比べているところ。
二回目は使用人に助けてここから出してと縋り付く話。
三回目は本当はいつも朝食の飲み物に薬が入っていて、その薬は自白とだんだん感情や気力が薄れていく薬で過去との関係が相まってここに入れられたと放心状態になっていた自分を優しく撫でてくれる使用人が映っていた。
正直、今考えれば怖い話なきがする
でも、その頃は「誰かの犠牲になれて、誰かに正直になれたなら死んでもいい」なんぞ思っていたから、その主人公が羨ましかった。
お題「届かぬ想い」
君は人気者で僕は愚か者
胸にしまったこの思い。
これからも、ずっと、しまっておこう。
隠そう。そして、いつか星に託して、遠くの空へ宇宙へ飛ばしてもらおう。
僕の覚悟が、出来るまで