7/30/2025, 3:54:38 AM
「タイミング」(全て一行詩)
風鈴の音途絶える 風吹けと空を眺める昼過ぎ
呼び出し音途絶える 尋ね人を思い浮かべる昼休み
見計らいスマホで注文する中古品
7/29/2025, 3:56:33 AM
「虹のはじまりを探して」
小さな水滴が山の方へ集まり
日射しを浴びています
きらきら
キラキラ
輝きながら
集まった水滴たちは
屈折していきます
少しずつ
少しずつ
左側から色が現れてきました
水滴たちは
色を変えて
山の頂から
虹と云う
不思議な
不思議な
水滴と光の橋を作りました
7/28/2025, 2:26:18 AM
「涙の跡」(詩)
雀の涙程の稼ぎの中で
一攫千金を狙い馬券を買う
涙が流れ跡に残るのはハズレ券
「オアシス」(一行詩)
暑い中での噴水のてっぺんで涼しむは鳩よ
7/26/2025, 5:56:17 AM
「半袖」(全て一行詩)
半袖を捲り上げ 昼の麦酒
半袖を捲り上げ 昼の焼きとうもろこし
半袖を捲り上げ 昼の犬洗い
7/25/2025, 2:56:48 AM
「もしも過去へと行けるなら」(詩)
過去に行ってどうする?
人生の分岐点に辿り着く度にリセットするのか?
分岐点に辿り着く度にリセットしてしまうなら
生きる価値もないし過去をやり直す必要もないだろう
過去を振り返っても
ただ自分の犯した過ちは消せない
過去を振り返っても
過去をやり直しても
何処かで同じことをしてしまうかもしれない
過去を行くものではない
過去は歴史でもあるのだ
歴史を無闇に変えてはならないのだ