「手紙の行方」
無事に相手先に届くこともあれば
途中で郵便事故に遭い迷子になれば
戦時中は検閲で没収されることもあり
生きる力になることもあれば
生きぬ力を奪われることもある
手紙の行方は手紙だけが連絡手段の時代は
手紙の数奇な立場を巡る廻る
「輝き」
ちっぽけな石だけど
輝きを持ちたいの
偽物の輝きでいいから
アタシを研磨して
輝きを持たせて欲しいの
あの輝きの世界に
磨き上げられたこの身をね
「君の声がする」
小さな祠の中から君の声
引き寄せられる君の声
君の声はあの世に招かざる声
「時間よ止まれ」
超大盛のカップ焼きそばとサラダ(は食べきりサイズ)を平らげた後に
和菓子やら菓子パンやらを貰う。腹パンパンで、時間よ止まれと思った(まぁ後で食べればいい話なんだけど)
「ありがとう」
いつもありがとうね。
中々上手く云えない言葉だなぁ、と思います。
照れ臭いのもあるし本当にちゃんとありがとうが
伝わる言い方をしているのかて考えてしまいますね。
現に今日も他人にちょっとした事で助けられて、
「ありがとうございます。助かりました」を4回云っている。
相手にとっては他愛の無いことで気付いたから
手を差し伸べただけなんだろうけどでもその差し伸べてくれたから、
ワタシは「ありがとう」ございますを云う。
時には重荷になってしまう言葉かもしれないけど、
ちゃんとありがとうが伝わる言い方で、ありがとうを云えるようにしたいです。
「そっと伝えたい」
「アナタに伝えてなかったけど、
実はワタシね、
◆◆◆◆なんだよね
面向かって云うことでもないからさ、
そっと伝えたいからメモ紙に書いておいたからさ、
あとは宜しくね。」
彼女からのメモ紙はノートの端切れとかに書かれた訳じゃなく
壁一面に書かれていた。これはメモ紙のレベルじゃないだろう。
僕は壁一面に書かれた彼女からそっと伝えられた
伝言通りの行動を取り、壁一面に書かれた
彼女からのそっと伝えたいことを消した
言葉通りにね。