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11/4/2024, 10:20:18 PM

「哀愁を誘う」

廃駅になったベンチで
誰にも見られることなく
色付いていく紅葉に
漂う哀愁の朝露

錆びたベンチは
雀たちの井戸端会議場になっていた
朝露に濡れていた錆びたベンチは
解体されていく

11/4/2024, 12:23:35 AM

「眠りに付く前に」(一行詩)

今日一日の出来事を振り返ることもなく床に就く
         ◆
深酒をして紫煙を漂わせて浅い眠り


「鏡の中の自分」 (一行詩)
鏡は着飾りした姿を映すけどココロまでは映さない
         ◆
鏡の先にいる私は私に問い掛け替わる姿は変わり替わり
         ◆
仮面を着けた私は見えなくて仮面の姿のまま一生終える

11/2/2024, 12:00:06 AM

「永遠に」(一行詩)

永遠に悪事だらけが蔓延する世界
      ◆
愛に永遠には要らない月曜日の朝にさよならを
      ◆
永遠に?永遠と?無くならない金を
      ◆
永遠に命が伸び続けて死を求める
      ◆
永遠に続けてしまう収集と蒐集の沼よ

10/31/2024, 11:04:32 PM

「理想郷」

理想郷を作りました
小さな盆に自分が理想像とする社会を
憎悪ばかりが産まれる
現実から目を背け
小さな理想郷に逃げ込む

理想郷なんて何処に作っても
憎悪が蔓延してしまえば
理想郷を作ったて意味が無い

理想郷の社会なんて
何処にもありゃしないんだ

10/31/2024, 1:48:16 AM

「懐かしく思うこと」

あの頃が一番燃えていた。
空振りしていてもやる気に溢れていた。

書く為の資料探しに行って値段や在庫の有無に一喜一憂したり
夜中3時までとかに作業してそのまま
学校やバイトに行っていた精神力と体力と気力。

今はもうそんな精神も体力も気力も財力もないのだよ。
あの頃は何故か頑張れたなぁ。

突然と無くなってしまったあの頃の自分。
懐かしは戻らない。
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「懐かしく思うこと②」

平成前期~2000年までの家電やバイクや車のカタログや
携帯電話(orスマホ)などのカタログを眺めると
懐かしいのもあれば、「こんなの販売してたのか?」と
販売すら知らなかったモノに出逢い一つの知識を知る。

カタログはメーカーの歴史で
そのモノの歴史でもあると思う

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