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9/20/2024, 12:06:46 PM

「大事にしたい」

大事にしたいは大事に扱うとも取れるのだろうか?

大事に扱いなさい。昔からの言葉。

今や金さえあれば、壊れてなくても、いつでも買い換えは出来る。
一つのモノを大事に扱い使用することは少なくなってきたなと
リサイクルショップを訪れる度に思う。

その中から、自分にとって合い大事になるモノを探し、
壊れるまで使うのが、自分なりのモノに大しての気持ちだ。

自分が新品で買ったもので、
使用している日用品に家電なんて10年20年選手なんてザラだ。

中古品も恐らく最初の持ち主から歴代の持ち主が
あまり使わずにいたのを自分が買い最後の持ち主になり使い倒す。

新品も中古品も壊れたら
「お疲れ様。生活を支えてくれて有り難うね」と一撫でしてから、
別れを告げるのだ。

9/20/2024, 2:05:25 AM

「時よ止まれ」(一行詩)

人生の分かれ目はほんのちょっとの差で決まる?
       ◆
ほんのちょとの時差で購入の有無が決まる?
       ◆
時よ止まれと何度願ったことか 失敗の連鎖よ
       ◆
会場に居た人達が 時よ止まれと願ったかも 限定品の争奪戦

9/18/2024, 1:14:02 PM

「夜景」(一行詩)

光跡を照らすは鋼業工場の人口光
       ◆
運河に流れに流れて見渡すは 億光の街の人口光
       ◆
白色と緑色の無機質なヒトと見る夜景は
       ◆
貨物列車に惹かれて 煙の夜景
       ◆    
鈍い音気高い音が響く夜景の背景には眠らぬネオン

9/17/2024, 12:32:13 PM

「花畑」(一行詩)

あの世で見る花畑は彼岸の
     ◆
狐花の花畑の道にあの世に嫁ぐが歩きます
     ◆
漂う意識は女のナカで花畑を見る
     ◆
花畑で出会う命知らずなモノよ
     ◆
全てが綺麗事で済むのかしら?

9/16/2024, 12:27:30 PM

「空が泣く」

空が泣き始めたら
君は笑い出す

君は蛇の目傘を広げて
回り出す

「ワタシは雨が好き。
空が泣いてくれればワタシは生き延びるから」

君は回りの目を気にせずに蛇の目傘をくるくる
辺りに雨の飛沫が飛んでもお構い無しだ

僕は見てるしかなかった
こうなった君を止めるのは危険

空が泣いてるんだ
君を止めたら
君からの雷か落ちるからね

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